CPUクーラーでは、JIUSHARKから「JF13K DIAMOND」が登場している。ヒートパイプやフィンまで黒く塗装したブラックモデルと、ARGBファンを採用した白塗装のホワイトモデルがあり、価格はいずれも8000円弱となる。取り扱いはサイズだ。
JF13K DIAMONDは、120mmファンを2つ並べたトップフロー構造を採用しており、フィンが左右に大きく張り出しているのが最大の特徴といえる。ファンを合わせた本体サイズは約241(幅)×121(奥行き)×92(高さ)mmだが、左右の張り出し部分はそれぞれ59mmと50mmの高さがあり、メモリやVRM用ヒートシンクなどとの物理干渉を避けつつエアフローを供給できるという。
対応ソケットはIntel LGA 115x/1200/1700とAMD Socket AM5/4で、TDP 250WまでのCPUをサポートしており、横幅235mm以上のマザーボードと組み合わせ可能だ。なお、Mini-ITXは非対応となる。
見た目のインパクトも大きく、入荷したショップではいずれも注目を集めていた。売れ行きもまずまずなようだ。また、ベテラン店員各氏の口からは、2006年12月に登場したクーラーマスター「風神匠」をほうふつとさせるといったコメントがよく聞かれた。
TSUKUMO eX.は「ケースに組み込めさえすれば、マザーボード全体に風が送れるクーラーとして欲しい人は一定数いるんですよね。そこまで値が張るモデルでもないので、じわじわと支持を広げていってくれたらと思います」と話していた。
続いては、グラフィックスカードの新顔だ。
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