9月8日午前11時、AMDの新GPU「Radeon RX 7800 XT」と「Radeon RX 7700 XT」を搭載したグラフィックスカードの販売が解禁となり、複数のモデルがPCパーツショップの店頭に並んだ。
いずれも2022年12月に登場したウルトラハイエンドGPU「Radeon RX 7900 XTX/XT」の下位にあたるハイエンドクラスとなる。Radeon RX 7800 XT搭載カードの価格は8万6000円弱〜11万円弱、RX 7700 XTカードは7万4000円弱〜9万3000円弱だ(税込み、以下同様)。
発売当日の反響は、ショップによってまちまちだった。あるショップが「静かですね。やはりグラフィックスといえばGeForceという空気があるので」と語る一方で、別のショップは「ウルトラとミドルレンジの中間が抜けていたRadeonに、ようやくハイエンドが加わったことで勢いづいていますね」と逆の感触を述べる。
とりわけ売れ行きが目立っているのは、上位のRX 7800 XTカードだ。「Steel Legend 16GB OC」を中心にASRock製品が売れ筋になっていると複数のショップで聞いた。
ドスパラ秋葉原本店は「2.5Kなど高負荷な環境でゲームをプレイするのに強いということで注目されていますね。性能と価格のバランスでも評価されているように思います」と話していた。
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