「第12/13世代と次世代Intel Coreプロセッサ対応」をうたうGIGABYTE(ギガバイト)のZ790マザーボードが、週末の秋葉原に並び注目を集めている。「次世代Coreプロセッサ対応」の文言は、他社のマザーボードでも見られるようになってきた。
先週末、GIGABYTEからIntel Z790チップセットを搭載するAORUSブランドのマザーボードの新製品が複数登場した。E-ATXサイズの「Z790 AORUS MASTER X」と、白基板を使ったATXサイズの「Z790 AORUS PRO X」、黒基板のATXモデル「Z790 AORUS ELITE X AX」の3製品で、実売価格は順に10万1000円弱、7万5000円前後、5万3000円弱(税込み、以下同)となっている。
今回の新製品は、いずれも「第12/13世代&次世代Intel Coreプロセッサ対応」されており、現時点では正式発表されていない「第14世代Coreプロセッサ(仮)」との組み合わせも想定した設計となっているようだ。
なお、GIGABYTEからのニュースリリースによると、3モデルのさらに上位のフラグシップモデルとして「Z790 AORUS XTREME X」も用意されているが、その姿はなかった。後日、店頭に並ぶことになると見られる。
3モデルを入荷したTSUKUMO eX.は「先々を見据えてハイエンド構成を組みたい人に刺さる製品ですね。白基板の『AORUS PRO X』あたりを中心に、狙っている人がいそうです」と話していた。
なお、第14世代Coreプロセッサ(仮)を視野に入れたマザーボードは、GIGABYTE以外のメーカーからいくつか登場している。パソコン工房秋葉原本店は「第13世代Coreプロセッサ対応マザーボードの新しいロットには『NEXT-GEN CPU READY(次世代CPUレディ)』といったシールが貼られていたりします。各社が順調に(次世代CPUに)備えている感じがします」という。
週末の秋葉原では、GeForce RTX 4070 Tiを搭載する“短い”グラフィックスカードも注目を集めた。
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