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日本導入決定の「HP Spectre Foldable PC」は思った以上に快適かつ便利に使えるフォルダブルPCだったHP Imagine 2023(2/3 ページ)

» 2023年10月06日 20時30分 公開
[笠原一輝ITmedia]

本体に吸着して充電も可能なBluetoothキーボード

タン上席副社長 HPのジョセフィン・タン上席副社長

 HPのジョセフィン・タン上席副社長(パーソナルシステムズ事業本部 コンシューマソリューション部門長を兼任)は、Spectre Foldable PCの特徴の1つである、Bluetoothキーボードについて紹介した。

 Spectre Foldable PCは、本体内部にBluetoothキーボードを非接触で充電する機構が内蔵されている。タン氏は「使い勝手を考えれば、使いながら充電できることが重要だと考えた」と、その狙いを語る。スタイラスペンも「キーボードに吸着可能で、キーボードと一緒に充電できる」とのことで、キーボードに付けておけば充電できるという。

本体側 本体側の充電コイルはディスプレイの下部に入り込んでいる
付属するキーボード 付属するBluetoothキーボード。写真は米国英語(US)配列となるが、日本で発売される際の配列はどうなるかは不明である
キーボードの内部 Bluetoohキーボードの内部
吸着すると充電 キーボードを本体に取り付けると充電が始まる。正しく給電されている場合は、このようにLEDのランプが点灯する

本体の重量バランスにもこだわり

 Spectre Foldable PCには2つのバッテリーが搭載されている。その配置にもこだわりがあり、本体の片側だけが重くならないようにバランスが取られているという。

 分解された実機で確認したところ、基板が入っている側のバッテリーは35.45Wh、基板が入っていない側のバッテリーは58.84Whとなっていた。基板のない方のバッテリー容量をより大きくすることで、重量バランスを取っているのだろう。

 なお、2つのバッテリーだが、Windowsで「powercfg /batteryreport」を実行してみると1つのバッテリー(94.29Wh)として認識されていることが分かった。一体どういう実装になっているのだろうか……?

 気になるバッテリー駆動時間だが、公称値で最長約12.5時間となる。これは「MobileMark 25」による自社計測による値だが、このテストではおおむね実利用時間に近いスコアが出るので、半日ぐらいは稼働できると見てよいだろう。

 これでも駆動時間的には十分といえるのだが、94.29Whという容量を考えると「もうちょっと長く駆動できるといいのにな」と思わなくもない。

フォルダブル 重量バランスを取る観点から、バッテリーはフォルダブルの両側に入っている
システムボード部 システム(マザー)ボード側の様子
バッテリー ヒンジを挟んだ反対側に当たるシステムボードのない方にもバッテリーが収納される(この分解モデルはバッテリーを取り外した状態)
バッテリー システムボードのない側のバッテリー。明らかにシステムボード側よりも大きい
容量 Windowsで「powercfg /batteryreport」を実行後に出力されたレポートを表示してみると、2つのバッテリーは94.29Whで“単一の”バッテリーとして認識されている
パネル フォルダブル有機ELパネルとパネルコントローラー
LG製 パネルコントローラーはLG Display製だ

 そして、本機はCPUとして第12世代(開発コード名:Alder Lake)の「Core i7-1250U」を搭載している。なぜ、最新の第13世代(開発コード名:Raptor Lake)ではないのだろうか……?

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