近年、あらゆる業界で自然環境への配慮が求められている。いわゆる「サステナビリティ」(持続可能性)を追い求める企業姿勢は、社会的責任という観点から当たり前の経営課題となっており、それはPC業界においても例外ではない。メーカー各社は製品開発から製造、廃棄までのプロセスにおいて、環境負荷の少ない再生素材の利用や製造工程などの手法を模索している。
そんな中、デル・テクノロジーズは、サステナビリティに配慮したノートPCの設計コンセプト「Concept Luna」(コンセプト ルナ)を2021年末に発表し、これまでにブラッシュアップを続けてきた。
同コンセプトの最新バージョンでは、ノートPC本体の分解を簡単なツールで行えるようにしつつ、内部の各部品をモジュール化することで、メンテナンス性の向上や部品を再利用するといったメリットを享受できるようになっている。
デルは10月13日に都内で開催したイベントで、Concept Lunaに基づいた試作機の実機分解デモを公開していた。部品をモジュール化することで、ノートPCでありながら、まるで自作PCマシンのような分解が実現するため大変興味深いものだ。本記事では、その模様を動画と写真で紹介したい。
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