以上のように、薄さ軽さが最大の特徴であり、特筆すべき機能はないが、OSDメニューの操作方法も含めて全体的によくこなれており、欠点らしい欠点もない。前述のように縦置きではやや使いづらいこと、スタンドの安定性が低いのがやや気になるくらいだ。
この他、付属ケーブルがやや硬く、本体が引きずられがちなのは、本体が軽いがゆえの問題点と言える。柔らかく取り回しがよいケーブルに交換するなど、自前で一工夫すれば、使い勝手がより向上するだろう。
実売価格は税込み3万2800円と13.3型としては安価ではないが、軽さというアドバンテージに加えて、隠し機能としてパススルー充電に対応している強みもある。このサイズの製品の購入を検討しているのであれば、候補に加えておきたい1台だ。
背面の特徴的なカーボン模様も含む本製品の意匠は、以前紹介したリンクスインターナショナルの「Quintokuta 5Z133-V2」(販売終息)と酷似しており、ボディーサイズや重量も誤差レベルなので供給元が同じ可能性は高そうだ
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