ついにTouch Barが姿を消す 「MacBook Pro 13インチ」販売終了で

» 2023年10月31日 12時11分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 M3チップを搭載した新型「MacBook Pro」シリーズの発表に合わせて、M2チップを搭載する「MacBook Pro 13インチ」の販売が終了した。これでキーボードの上部に配置したタッチパネル式の有機ELディスプレイ「Touch Bar」を搭載する製品がラインアップから完全に姿を消した。

photo タッチパネル式の有機ELディスプレイ「Touch Bar」

 Touch Barは、キーボード上部にあるEscキー、ファンクションキー、電源キーの代わりとして搭載するもので、2016年モデルにフルモデルチェンジしたMacBook Proで初めて採用された。OSやアプリの起動状況によって表示内容が切り替わり、指紋認証センサーの「Touch ID」も内蔵している。

photo タッチパネル式の有機ELディスプレイ「Touch Bar」を搭載するMacBook Pro

 従来のスマートフォンが物理的なボタンによる制約に縛られていたのに対し、iPhoneの全面タッチパネル採用によってアプリの自由度が増した──これと同じように、当時は従来のPCにあったファンクションキーの自由度を高めるものとして注目を集めた。しかし、通常のファンクションキーの使い方に慣れたユーザーからは不満の声も少なくなかった。

 そういった声を反映してか、2021年にフルモデルチェンジで登場した「14インチMacBook Pro」「16インチMacBook Pro」では不採用となっており、Touch Barはライトユーザー向けのMacBook Pro 13インチで、ほそぼそと生き残っていた。

photo M3チップを搭載する新型MacBook Proの発表とともに、Apple Storeから13インチモデルは姿を消した

 Touch BarはMicrosoftの「Office for Mac」や、AdobeのCreative Cloud製品などで専用UIが表示される他、サードパーティーによるユーティリティアプリや、個人開発者によるジョークアプリなども多数開発されていた。残念だが、今後はこういった連携アプリは縮小されていきそうだ。

 Touch Barを気に入って使っている人は、市場に残っている在庫を急いで探し求めた方がいいだろう。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  4. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  5. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  6. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  7. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  8. Arm版Windows 11は“普通”に使えるのか? 「FMV UQ-L1」で試して分かった快適さと“鬼門” (2026年07月22日)
  9. Windows 11 バージョン 24H2/25H2搭載のデル製PCに6月のプレビュー更新を適用するとパフォーマンス低下の恐れ 「帯域外更新」で対処 (2026年07月23日)
  10. ケーブル抜き差しで“瞬断”しない、バッファローの高出力な多ポートUSB PD充電器が便利すぎる (2026年07月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー