Googleは、常時表示(Always-On Display)を有効にしても24時間持つとPixel Watch 2のバッテリー持ちの改善をアピールしているが、実際試したところ24時間はかなりギリギリだった。常時表示/1時間のウォーキング(GPSオン)/睡眠計測/各種通知有効という状態で、24時間経過後にはバッテリー残量は約5%になった。通知の量などによっては24時間持たない可能性もある。
ただし、GPSを使った運動を行わないのであれば、もう少し持つかもしれない。結局のところ使い方次第ではあるが、毎日の充電が欠かせないのは初代から変わっていない。
なお、充電方法がワイヤレス充電からピン端子を使った接触充電に変更になった。Pixel Watchはワイヤレス充電だったものの、専用の充電台以外では充電できなかったので、純正充電台以外は非対応というのがより明確になったという意味では、この変更は良かったかもしれない。
とはいえ、初代Pixel Watchで自宅用、職場用など複数の充電台を使っていた場合は、その充電台を流用できないのは残念なところだ。
数日使った印象としては、機能アップはしているのだろうが、初代Pixel Watchとの違いを感じることはほとんどなかったというのが正直なところだ。運動中のUIが見やすくなっているなどの変更もあるが、このあたりは初代Pixel WatchがWear OS 4にアップデートすることで対応する可能性もある。
Wear OS 4へのアップデートは2023年内に予定されているので、もし、初代Pixel Watchを使用しておりPixel Watch 2への買い換えを検討している場合は、アップデートを待ってみてもいいだろう。そうではなく、初めての購入ということであれば、お勧めできるスマートウォッチだ。
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