先週(12月10日週)、複数のショップにLian Liのミドルタワーケース「O11 Vision」が入荷していた。ホワイトとブラックがあり、価格はともに2万6000円前後だ(税込み、以下同様)。
前面と左側面に加え、天面にも強化ガラスパネルを採用し、それぞれのコーナーにシャシーを走らせないピラーレス仕様になっているのが特徴だ。エアフローは右側面前方と底面から吸気して、背面に抜ける流れとなる。ラジエーターは底面に最長360mmタイプを固定可能で、E-ATXサイズのマザーボードも組み込める。サイズは約304(幅)×480(奥行き)×464.5(高さ)mmとなる。
各社からピラーレスケースが登場してブームになる中で、3面ピラーレスのO11 Visionはインパクトを持って迎えられている様子だ。
ドスパラ秋葉原本店は「上からもマシン内部を透過して鑑賞できるので、内部の工夫の仕方が変わってくるでしょうね。年末年始に見栄えするマシンを組みたい人に注目されそうです」と評価する。
TSUKUMO eX.も「(同シリーズで2023年9月に登場したピラーレス対応の)『O11D EVO XL』も存在感がありますし、ヒットしたらうれしいですね。現状、ピラーレスは(2023年1月登場の)NZXT『H9シリーズ』が特に人気ですが、どこまで食い込めるか見守りたいですね」と話していた。
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