インタフェース類は、左側面にUSB4端子×2、HDMI出力端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子(常時給電対応)を、右側面にmicroSDメモリーカードスロット、3.5mmイヤフォン/マイク端子とUSB 3.2 Gen 1 Standard-A端子端子を備えている。USB4端子はUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力と、DisplayPort Alternate Mode規格の映像出力にも対応する。
自宅のTVや出先のディスプレイなどにつなぐ際に、フルサイズのHDMI端子があるのはありがたい。欲をいえば、有線LAN端子やフルサイズのSDメモリーカードスロットがあるとうれしかったと思う。
ワイヤレス通信は、Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応する。6GHz帯の無線LANも利用できるのは、場所によっては2.4GHz帯だけでなく5GHz帯でも混信が起こってしまう昨今にあっては、アドバンテージとなりそうだ(対応するルーターやアクセスポイントも必要だが)。
バッテリーの容量は約54Whで、公称の最長駆動時間は9時間とされている(計測方法は不明)。ACアダプターはUSB Type-C接続で最大出力は65Wとなる。バッテリー駆動時間は、この後のベンチマークテストでも検証する。
WebカメラはWQHD(2560×1440ピクセル)撮影に対応するモジュールを内蔵している。Ryzen AIを生かした「Windows Studio Effects」にも対応しており、アプリに依存せずに自動フレーミング、アイコンタクト(視線補正)、背景ボカシといった効果を掛けられる。
画質の良いカメラだとは思うのだが、プライバシーシャッターを備えてないことは少し気になる。昨今は、物理的/電気的なプライバシーシャッターを備えるものが一般的なので、残念に思えてしまう。
それでは、ベンチマークテストを通して本機のパフォーマンスをチェックしていこう。
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