うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、12月31日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Webトラフィックに関するデータを提供している米StatCounterが、2023年12月時点で使われているWindows OSのシェアを公開した。ワールドワイドでWindows 11のシェアは26.54%で、10月から横ばいだという。
2023年6月からシェアの微減が続いていたWindows 11だが、10月にシェアが2.53ポイント急増した。ただし、Windows 7のExtended Security Update(ESU)が2023年1月に終了したこともあり、Windows 7のシェアを吸収する形で2023年前半にはシェアを伸ばした。だがそこからは目立った動きがなく伸び悩んだ状態が続いている。
また、PCゲームプラットフォームのSteamを実行しているWindows 11のシェアは、2023年12月時点で41.95%だ。Windows 10は53.45%で、こちらも差を詰められていない状況にある。Windows 10は2025年10月に延長サポートの終了が控えており、Windows 11のシェアが伸びるにはもう1年ほど待つ必要があるだろう。
米Microsoftは12月29日(現地時間)、生成AIを活用したアシスタント機能「Microsoft Copilot」のiOS版をApp Storeで公開した。Android版は12月19日にリリースしていた。
Android版と同様、iOS版でもCopilotを使えるアプリとしては、BingとEdgeブラウザがリリース済みだ。いずれのアプリもOpenAIのGPT-4と画像生成AIのDALL・E 3をサポートしており、チャットでの質問に答えるだけでなく、画像を生成したり、メールの下書きを作成したりが可能となっている。
今のところ各アプリに機能差はなく、今後どのように使い分けが行われるのか気になるところだ。
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