続いて、音量を変更してみよう。基本的な流れは先述した「ダークモード」への切り替えと同じだ。Copilito in Windowsのテキスト入力欄から「音量をミュートにして」という指示を送信しよう。こちらも「はい/いいえ、結構です」の選択肢が表示されるので、「はい」をクリックして完了だ。
なお、筆者が検証した範囲ではミュート以外にも「音量を15にして」のような数値で指定した操作も正しく動作した。
ただし、おそらく実際の運用においては、ミュートの切り替えや、音量の増減程度の操作ならばノートPCのファンクションキー列にある音量調節が割り当てられたキーで操作できる場合が多いと思う。ここでは、Copilotを練習するための操作と割り切って捉えておき、手元のPCで検証できるならば実際に試してもらえればうれしい。
一方で、設定項目がどこにあるか分からない設定操作を行う場合には、Copilot in Windowsからのアプローチは時短につながるかもしれない。例えば「壁紙を変更して」のような指示をすることで、Copilot in Windowsは該当する設定画面を表示してくれる。
なお、「デスクトップにある『photo01』を壁紙に適用して」のように、画像データを指定した状態での指示もいくつか試したが、Copilot in Windowsが勝手に設定を変えることはなかった。こちらの場合も、先述したのと同じく、必要な設定画面が表示された状態に切り替わった。
ただし、データを指定する際の適切なプロンプトの活用方法を筆者が把握できていないだけの可能性もあるので、PCに詳しい方は、まゆに唾をつけながらどのような挙動になるのか検証してみるのがいいだろう。
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