動作音については、Turboモードだと高負荷時はかなり大きな音になるが、パフォーマンスモードであればかなりマイルドになる。また、本製品のサイレントモードはバランス型で、高負荷時にはそれなりの音は発生する一方、パフォーマンスへの影響はさほど大きくない。
発熱の処理は非常に優秀だ。高負荷時でも手がよく触れるパームレストは体温以下で、クールな状態を保っていた。
FINAL FANTASY XIV:暁月のフィナーレベンチマーク終了直前にFLIR ONEで撮影したサーモグラフィー(室温22度)。全体に温度は低く保たれており、パームレストに熱が伝わってくることはなかった評価機である上位モデル(G814JIR-I94R4070)の同社直販価格は、32万9800円(税込み、以下同様)だ。Core i9-14900HXの性能については少々期待外れのところもあるが、もともとノートPCのトップエンドは従来のCore i9-13980HXの時点でパフォーマンスは圧巻だった。
パワフルな性能と240Hz対応の大画面、優れた放熱設計など、ゲーミングノートPCとしての実力と完成度は高く、納得のプライスだろう。
また、本機の兄弟機として、GPUがGeForce RTX 4060 Laptop(グラフィックスメモリは8GB)の下位モデル(G814JVR-I94R4060)も、29万9800円で用意されている。予算や必要なパフォーマンスに応じて検討すると良いだろう。
ASUSが「ROG」「TUF Gaming」ブランドの新型ノートPCを一挙投入 18型/16型の大画面モデルや14世代Core i9 HX+RTX 4090 Laptop搭載モデルも用意
ついにROGも有機EL搭載! AI対応Core UltraやRyzen 8000採用のゲーミングノートPC「ASUS ROG」シリーズ 2024年モデル発表
2023年のノートPC/デスクトップPCはどこまで進化した? ベンチマークテストで振り返る
ASUS「ROG Strix SCAR 17(2023)G733PY」でRyzen 9 7945X+RTX 4090のパワーに目を見張る
ゲーミングノートPCはここまできた! ASUS JAPANの「ROG Strix SCAR 18 G834JY」を試す
「ASUSのNUC」が初登場 Core Ultra搭載の「ROG NUC」と「NUC 14 Pro」「NUC 14 Pro+」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.