Amazonの「Echo Hub」はこれまでのEcho Showシリーズとはどこが違う? 新登場のスマートホームコントロールパネルを実機で検証した山口真弘のスマートスピーカー暮らし:(3/4 ページ)

» 2024年02月26日 12時00分 公開
[山口真弘ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

悪名高い「ホームコンテンツ」がついに消滅

 本製品を従来のEcho Show 8と並べて操作すると、両製品の違いがよりはっきりと見えてくる。ここではそれらを比較しながら見ていこう。

 前述のように本製品はホーム画面がスマートホームに特化されており、カメラのビューア機能なども強化されているが、スクリーンセーバー画面は見た目がそっくりで、アラームやフォトフレーム、ミュージック、ビデオ、コミュニケーションなどの画面は基本的に同一だ。つまり、スマートホーム以外の機能がごっそり削除されているわけではない。

 ただし、ミュージックのようにスピーカーが省略されているため本製品単体ではどうしても音質面で不利になる場合があったり、壁掛けゆえ動画の鑑賞に適さなかったりなど、機能はあっても実用レベルで低下している場合があるので、単純に一覧表を作って機能の有無だけで比較すると、本質を見失いかねない。

Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 左が本製品、右がEcho Show 8(以下同じ)。スクリーンセーバー画面はそっくりだ
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ ホーム画面。前述のように全くの別物で、ヒントやスキルの紹介など不要な情報がローテーション表示されることもない
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 画面を上から下へとスワイプして表示されるメニュー。ホーム画面にスマートホームが統合されたため、Echo Show 8にあったスマートホームのアイコンがなくなっている
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 定型アクションも操作しやすくなった(左)。右に近い画面に切り替えることもできる
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ カメラの一覧画面。本製品はマルチビュー(4分割表示)にも対応するなど、ビューアとしてより進化している
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ ミュージックの再生画面は基本的に同一だ。スピーカーがやや非力というだけである
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ コミュニケーションの画面。この他、アラームやフォトフレームなどの画面も基本的に同様だ

 さて、こういった中で注目したいのは、従来のEcho Show各モデルの設定画面にあった「ホームコンテンツ」「試してみよう」といった項目が、本製品ではなくなっていることだ。

 従来のEcho Showシリーズは、ホーム画面に「Alexaからの提案」「Alexaで楽しむ」「おすすめの商品」「スキル」「話題」などさまざまな情報をローテーション表示する仕様になっていた。これらを完全にオフにはできず、見た目に非常に煩わしかった。

 本製品ではこれらを設定する「スマートホーム」の項目自体が消滅したため、従来のEcho Showシリーズのように、余計な情報のローテーション表示によって気が散ることがない。筆者は従来のこの仕様がどうしても性に合わず、Echo Showの利用をあきらめてAlexaはスマホアプリでしか使わなくなっていたので、これだけでも大きなプラスだ。

Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 設定画面。Echo Show 8のようなフロントカメラを搭載しないことから、カメラ(写す方)の項目が省略されている
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 本製品は「ホームコンテンツ」の項目が省かれている
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ 同じく「試してみよう」も省かれている
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ こちらは、スマホのAlexaアプリにおける設定画面の比較。本体側の設定画面と同じく、Echo Show 8にはあった「カメラ」アイコンが省かれている(左)
Amazon Echo Hub スマートホーム コントロール Alexa スマートディスプレイ Echo Show 8にはあった「サブウーファー」「カメラの設定」「Amazon Kids」も省かれている(左)

 最後に、試して分かったポイントを紹介する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月30日 更新
  1. 「実は社長を狙ってました(笑)」──元日本MS幹部が語るグーグル・クラウドへ移籍した理由と「伸び代しかない」日本のAI市場の今後 (2026年05月27日)
  2. 鉄道運転シミュレーターが楽しくなる! 「ズイキマスコンPRO」(クラファン版)を買って使ってみた (2026年05月29日)
  3. Intelが携帯ゲーミングPC向け新SoC「Intel Arc G」シリーズを発表 (2026年05月28日)
  4. 所有しているのに、手元にないように感じる不思議さ ミニスパコン「NVIDIA DGX Spark」と過ごした1カ月 (2026年05月27日)
  5. ついに日本でも販売を開始したAIグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」実機レビュー 完成度は高いが課題も (2026年05月29日)
  6. 一部PCでWindows 11(バージョン 24H2/25H2)で5月のセキュリティ更新をインストールできない事象 今後の更新で解消予定(暫定回避策あり) (2026年05月26日)
  7. ロジクール、エルゴデザイン筐体を採用したスタンダードワイヤレスマウス (2026年05月29日)
  8. スマートウォッチとの“2台持ち”がはかどる! 約12gで画面レスの「Google Fitbit Air」とパーソナルAIコーチの実力を試す (2026年05月26日)
  9. 300ドル級エントリーノートPC向けSoC「Snapdragon C」登場 搭載製品は2026年後半に (2026年05月28日)
  10. メモリ倍増でPCの価格も倍に? AI需要で高騰するパーツ価格の背景と無料ツールでメモリ不足を解消するテクニック (2026年05月28日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年