グラフィックス性能を測る3DMarkの結果は下記の通りだ。いずれも、同社のミニデスクトップPCであるMINI IT13と比べると高いスコアを記録しており、これを見るとポータブルゲーミングPCにRyzenの採用が多い理由もうなずける。
ベンチマークテストでは重い部類に入る「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク」を実施したところ、軽量品質/1920×1080ピクセル/フルスクリーン設定で「4848(やや快適)」という結果になった。解像度を落とせば、AAAタイトルもそれなりに快適にプレイできそうだ
実際、AAAタイトルの「Cyberpunk 2077」のグラフィック設定で、プリセットを「低」にしてベンチマークを実施したところ、平均FPSは53.87fpsと十分に快適と呼べる状態でプレイ可能だった。
なお、デフォルトの状態ではプリセットは「レイトレーシング:低」で、テクスチャの質は「高」になっている。この状態では平均FPSは26.74fpsだった。このままでも遊べなくはないが、設定は少し落とした方が良さそうだ。
せっかくなので、負荷が高いと言われることが多いパルワールドでもFPSを計測してみた。グラフィックスの設定でプリセットを「低」にし、CapFrameX を使用して2分間の平均FPSを計測してみたところ、平均38.4fpsとなった。こちらも十分にプレイ可能と言えそうだ。
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