保護フィルターになりえるレンズガードの脱着機構を持ち、ステッチ幅が調整できる編集ソフトが用意されているInsta360 X4は、純正のレンズガードではなくサードパーティーのレンズガードも使いやすい全天球カメラとなりました。
Amazonには既にサードパーティー製のレンズガードが安価で販売されています。この状況は、レンズガード形状のNDフィルターなどが販売されるのではないか、という期待感につながります。さすがに球面状のレンズガードに偏光膜を貼ったPLフィルターは作るのが難しいかもしれませんが、期待したいところです。
Insta360 X4を使っていてややネガティブに感じたところもあります。画像処理で映像に写らない純正自撮り棒「見えない自撮り棒」などを使って遠くの位置から撮影しているとき、Insta360 X3よりもしなりやすくなった点です。
Insta360 X3の180gに対し、Insta360 X4の重さは203gに増加しています。たったの23グラムと思われるかもしれませんが、割合で計算すると13%ほど重くなりました。長い自撮り棒の先端にあるモノが重くなった分、風や振動の影響を受けやすいのは仕方がないところでしょう。この点には注意が必要です。
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