ASUS JAPANの新型ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」を試す パワーアップで実用性向上 マルチに活躍できる1台に先行レビュー(3/5 ページ)

» 2024年07月22日 14時00分 公開
[迎悟ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ROG Ally Xの実力をベンチマークテストでチェック!

 ここからは各種ベンチマークテストを実行し、ROG Ally Xの性能をテストしていく。

 ROG Ally Xは動作モードを「ターボ」「パフォーマンス」「サイレント」と切り替えることが機能で、APUのTDP(熱設計電力)はそれぞれ「29W」「17W」「13W」に設定される。ターボモードに限り、電源接続中はTDPを「30W」(Ryzen Z1 Extremeの定格最大値)まで引き上げられる。

 特記のない限り、今回のテストは電源接続時のターボモード(=フルパワー)で実施している。比較用として、本誌で過去にレビューを行ったROG Ally(上位モデル)の結果も一部掲載する(ベンチマークアプリやOSバージョンが当時と異なるため、あくまでも参考値として見てほしい)。

CPU-Z 「CPU-Z」で見た本機のRyzen Z1 Extremeの情報

CINEBENCH R23

 まず、3Dレンダリングを通してCPUの性能をテストする「CINEBENCH R23」を実行してみた。結果は以下の通りだ。

  • マルチコア:1万3801ポイント
  • シングルコア:1753ポイント

 同じAPUだから当然かもしれないが、ROG Allyとのスコア差はほとんどない。しかし、一般的なゲーミングノートPCに搭載されるCPU/APUや、デスクトップPCに搭載されるミドルレンジCPUに迫る性能は確保している。

 こんなコンパクトなポータブルPCで、ここまでのCPU性能を引き出せるのは、今でも驚異的に思える。

CINEBENCH R23 CINEBENCH R23の結果

PCMark 10

 続いて、PCの総合的な性能をチェックできる「PCMark 10」を試してみよう。

 総合スコアは「7181ポイント」で、過去のROG Allyにおける結果よりも少し上昇した。メインメモリとストレージの“増量”がプラスに働いたものと思われる。

 メモリが増えればPCの操作が快適になるのは当然だが、ストレージであるSSDも、基本的には容量が大きいほどパフォーマンスが向上する。わずかな変更が、意外と快適さの向上につながるものなのだ。

PCMark 10 PCMark 10(総合スコア)の結果

3DMark

 次に、3Dグラフィックスのパフォーマンスをチェックする「3DMark」において、幾つかのテストを実行してみよう。

 今回はDirectX 12を使用する「Time Spy」「Night Raid」と、DirectX 11を使用する「Fire Strike Extreme」「Fire Strike」の4種類を実行した。総合スコアは以下の通りだ。

  • Time Spy:3435ポイント
  • Night Raid:2万9319ポイント
  • Fire Strike:8042ポイント
  • Fire Strike Extreme:4223ポイント

 ここまでのテストと同じく、過去のROG Allyと比べるとスコアが少し向上している。グラフィックスドライバーの改善はもちろんのこと、メモリやストレージの増量が効果を発揮している様子が伺える。

3DMark 3DMarkの結果

 次のページでは、実際のゲームをベースとするベンチマークテストを試す。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月27日 更新
  1. エアコンがない部屋を冷やせる「Dreemstar 冷風扇」がセールで50%オフの9980円に (2026年07月23日)
  2. 64GBメモリ/2TBストレージ/Ryzen AI Max+ 395搭載のハイエンドミニPC「MINISFORUM MS-S1 MAX」がタイムセールで27%オフの43万2799円に (2026年07月25日)
  3. NVIDIAが次世代AI超解像技術「DLSS 5」の今秋投入を明らかに/MicrosoftとMistralが欧州におけるAI演算能力の拡大で戦略的提携を発表 (2026年07月26日)
  4. 高価なグラフィックスカードを守る「過熱保護ケーブル」に注目! 夏を乗り切るNoctua製簡易水冷も販路拡大で続々入荷 (2026年07月25日)
  5. プラネックス、10GbE接続に対応した5ポート搭載アンマネージドスイッチ (2026年07月24日)
  6. 実売2万円切りで実働10日間のバッテリー駆動! 「Amazfit Bip Max」は初めてのスマートウォッチに最適か (2026年07月24日)
  7. 東レの最新カーボン技術で約999gと長時間バッテリーを両立させた“法人向けLAVIE”が登場 ブランド統一の背景とは (2026年07月23日)
  8. Arm版Windows 11は“普通”に使えるのか? 「FMV UQ-L1」で試して分かった快適さと“鬼門” (2026年07月22日)
  9. Windows 11 バージョン 24H2/25H2搭載のデル製PCに6月のプレビュー更新を適用するとパフォーマンス低下の恐れ 「帯域外更新」で対処 (2026年07月23日)
  10. ケーブル抜き差しで“瞬断”しない、バッファローの高出力な多ポートUSB PD充電器が便利すぎる (2026年07月23日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー