M.2 NVMe SSDクローンBOX バスパワーUSB10Gでのクローニングは、先に触れた注意点を頭に入れつつ、付属の取扱説明書に書いてある手順通りにやればトラブルなく進められる。簡単に手順を書くと以下の通り。
(※2)装着するモジュールや取り付ける電源の都合で電力が足りない場合は、両方の端子にケーブルを差し込むことで補足可能
クローニングをしている間は、ひたすら待つしかない。作業の進捗(しんちょく)は、正面のランプで確認できる。「25%」のランプが点滅している場合は25%未満、「25%」のランプが点灯し、「50%」のランプが点滅していると「25%以上50%未満」といった具合だ。
今回の移行元SSDには、約438GBのデータが保存されている。25%のランプが点滅から点灯に移行するまで5分30秒ほど要した。単純計算すると22分くらいでデータ移行が完了することになる。
クローニングは22分45秒で完了した。ほぼ単純計算通りで、筆者が想像していたよりも早く終わった。今回は、移行元と移行先のどちらも、そこそこに高速なSSDモジュールを使ったがゆえに、サクサク進んだ可能性もある。
ちなみに、クローニング終了後にM.2 NVMe SSDクローンBOXを触ってみたところ、触れなくはないものの、本体全体がそこそこに熱い状態だった。本体とカバーが金属製で、ヒートシンクを兼ねる構造は、合理的に働いたようだ。
さて、クローニングしたSSDをPCに戻してみよう。
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