Googleは9月10日、新型スマートウォッチ「Pixel Watch 3」を発売した。価格は45mmのLTEモデルが7万6800円、同Wi-Fiモデルが5万9800円、41mmのLTEモデルが6万9800円、同Wi-Fiモデルが5万2800円だ。
カラーは45mmがMatte Blackアルミケース/Obsidian アクティブバンド、 Polished Silverアルミケース/Porcelain アクティブバンド、Matte Hazelアルミケース/Hazel アクティブバンドの3モデルとなる。
41mmはMatte Blackアルミケース/Obsidianアクティブバンド、Polished Silverアルミケース/Porcelainアクティブバンド、Champagne Goldアルミケース/Hazelアクティブバンド、Polished Silverアルミケース/Rose Quartzアクティブバンドの4モデルが用意されている。
Pixel Watch 2まではサイズは41mmのみだったが、Pixel Watch 3では、一回り大きい45mmモデルが追加された。外観は、パッと見では前モデルのPixel Watch 2から大きな変更はないが、ディスプレイの仕様が刷新され、フィットネス関連の新機能などが加わっている。
このPixel Watch 3を実際に数日使ってみたので、Pixel Watch 2と何が変わったのか、確認しつつ見ていこう。
Pixel Watch 2には従来の41mmだけでなく、45mmモデルが追加された、サイズが一回り大きくなっただけで、デザイン的には同一だ。ただし、デザイン的には変わっていなくてもディスプレイの仕様はアップデートしており、Pixel 9と同じくカスタム有機EL(LTPO対応)のActuaディスプレイ(320PPI)を搭載する。最大輝度が1000ニトから2000ニト(ピーク輝度)にアップしている。
デザイン的には継承されつつも、ベゼル幅がPixel Watch 2から16%スリムになっており、画面面積は41mmモデルで10%、45mmモデルで40%大きくなっているという。カバーガラスは、従来から変わらずCorning製の「Gorilla Glass 5」を採用する。
Pixel Watch 2は、初代Pixel Watchから背面のセンサー形状が大きく変更となり、センサーの計測制度が40%向上したということだったが、Pixel Watch 3ではセンサー回りのアップデートには触れられていない。形状も変化していないので、この部分の目立った変更はないようだ。
ベルトは、41mmと45mmで若干異なっており、実測で41mmが20mm幅、45mmが22mm幅となっていた。コネクター部の形状も違うので、41mmのベルトを45mmに装着することはできない。なお、41mmのベルトは従来のPixel Watch(初代および第2世代)と互換性がある。
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