最後に、ジェイク氏に個別インタビューを行った。
このOnTracについて、サウンド面と使い勝手や心地よさのどちらを追求したのかを聞いたところ、「50%/50%だ」との答えだった。単に音の良さを追求しただけではダメだし、見た目のデザインや使い勝手の良さも同じくらいに力を入れたということのようだ。
また、アウターキャップやイヤークッションは交換できるのに、ヘッドバンドやヘッドパッドは決め打ちとなる点を確認したところ、「この部分にはケーブルや回路があるので交換が難しいんだ。でもカラーは選べるようにしたよ」と述べた。
さらに「Dysonのエンジニアは点と点を線でつなげるのが得意だ。今回も、Dyson Zoneで搭載した耳の隣にある大型モーターのノイズを消し去ることができたんだから、その技術でノイキャンヘッドフォンを作ったらどうなるのだろう、というところからスタートしている」と自信を見せた。
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