9月28日と29日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で一般公開を迎える「東京ゲームショウ2024」。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は本イベントに大きめのブースを構えている。ゲーム機のプラットフォーマーだけに「出展は当たり前じゃないの?」と思うかもしれないが、同社が東京ゲームショウにブースを構えるのは2019年以来5年ぶりだ。
SIEブースには見どころがたくさんあるが、特に注目したいのが発表されたばかりの「PlayStation 5 Pro」の実機と、PlayStation(プレイステーション)ブランド誕生30周年を記念した「30周年アニバーサリー コレクション」の展示だ。
【追記:20時25分】PlayStation 30周年アニバーサリー コレクションの日本における想定価格を追記しました
SIEブースの正面から見て左半分は、カプコンが2025年2月28日に発売する予定の「モンスターハンターワイルズ」の試遊コーナーに当てられていた。試遊ブースは40台あったが、あっという間に待機列ができた(なお、カプコンブースにも112台の試遊ブースがある)PlayStation 5 Proの実機は、SIEブースの向かって右側で現行の「PlayStation 5 Digital Edition(CFIJ-10019)」と共に展示されている。縦置きすることを前提にすると、本体の横幅は両者であまり変わらず、背は明らかにPlayStation 5 Proの方が高い。「PlayStation 5 Proは、PlayStation 5のお兄さん」といった感じだ。
高さ以外の違いといえば、側面のスリットがより多くなっているくらい。発表当初の画像を見ると「結構大きい?」と思ったのだが、実物を見るとスペックを考えるととてもスリムだなと思い直したところだ。
PlayStation 5 Proの具体的な寸法はまだ公表されていないが、SIEによると初代のPlayStation 5 Digital Editionよりもコンパクトなのだという。パッと見の印象は間違っていなかった。
前面と背面のポート類の構成は、両モデルで変わりない。
「本体を見比べるよりも、実際にプレイして比べたい!」という人もいるかもしれないが、SIEブースにあるPlayStation 5 Proの試遊機は2台のみで、PlayStation 5 Proのエンハンスモード(映像拡張)に対応している「ファイナルファンタジーVII リバース」(スクウェア・エニックス)と「グランツーリスモ7」(SIE)を試せるようになっている。
一般公開日も2台だけなのかどうかは不明だが、PlayStation 5 Proの体験はかなり“狭き門”となりそうだ。
PlayStation 5 Proの試遊は2台のみ。ファイナルファンタジーVII リバースでは安定して4K(3840×2160ピクセル)/60fpsの描画ができること、グランツーリスモ7ではレイトレーシング表現の高度化を体験できるそうだ
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