アマゾンジャパン(Amazon)は10月3日、8型タブレット「Fire HD 8」(第12世代)の新モデルを発表した。Amazon.co.jpでは同日から販売を開始し、主要な家電量販店でも10月から順次発売する予定だ。Amazon.co.jpにおける販売価格は以下の通りとなる。
Fire HD 8(第12世代)は2022年に発売された8型タブレットだ。
今回の新モデルは、この第12世代モデルのメモリの容量を増やした上で、アウトカメラを「Fire HD 8 Plus」と同等(約500万画素)に変更したものとなる。他の主要な仕様は、2022年発売のモデルと変わりない。
Fire HD 8(第12世代)の「キッズモデル」(3歳から小学校低学年の幼児/児童向け)と、「キッズプロモデル」(小学校中〜高学年の児童向け)も、今回の新モデルベースに変更される。
今回の“目玉”は、米Walt Disney Companyとコラボレーションした「キッズ向け保護カバー」「キッズ向けスリムカバー」をセットにしたモデルが登場することだ。キッズ向け保護カバーにはDisney(ディズニー)ブランドの「ディズニープリンセス」が、キッズ向けスリムカバーにはDisney傘下のMARVEL(マーベル)ブランドの「マーベルアベンジャーズ」の印字がなされている。
これらのDisneyコラボレーションのカバー類は、Amazon.co.jpにおいて単品販売もされる。価格はキッズ向け保護カバー(ディズニープリンセス)、キッズ向けスリムカバー(マーベルアベンジャーズ)共に4980円で、通常モデル比で1000円増しとなる。
Amazonが提供する子ども向けコンテンツのサブスクリプションサービス「Amazon Kids+」では、既にDisney/MARVELの電子書籍とアプリが用意されているが、計105タイトルの動画コンテンツが順次追加される。そのうち、73タイトルは日本初登場だという。
注目は10月3日から配信が始まる「マーベルスーパーサイエンスショート シーズン1」(10エピソード)で、日本ではAmazon Kids+独占配信となる。
Amazon Kids+の料金は以下の通りで、いずれも1カ月間の無料体験が可能だ。
なお、Fire HD 8(第12世代)のキッズモデル/キッズプロモデルにはAmazon Kids+の1年間ライセンスが標準付帯する。
今回の発表に合わせて行われたイベントの登壇者。左からアマゾンジャパンの小林丈展氏(Amazon Kids事業部 コンテンツ部 兼 事業開発部 部長)、The Walt Disney Companyのベロニカ・エスピノサ・カバリナン氏(APAC地域におけるパブリッシング&デジタルエクスペリエンス担当バイスプレジデント)、アマゾンジャパンの丸山舞氏(Amazonデバイス事業部 Kindle・Fireタブレット・アクセサリー事業部 部長)
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