先週末の10月11日、複数のPCパーツショップでIntelの次世代CPUの販売予約がスタートした。10月25日に登場する「Core Ultra 200S」シリーズに属する5モデルで、価格とスペックは以下の通りだ。
| モデル名 | Pコア | 動作クロック | Eコア | 動作クロック | スレッド | 内蔵GPU | 内蔵NPU | 消費電力 | 価格(税込み) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 8 | 3.7〜5.7GHz | 16 | 3.2〜4.6GHz | 24 | Intel Graphics | NPU3 | 125〜250W | 11万6000円弱 |
| Core Ultra 7 265K | 8 | 3.9〜5.5GHz | 12 | 3.3〜4.6GHz | 20 | Intel Graphics | NPU3 | 125〜250W | 7万9000円弱 |
| Core Ultra 7 265KF | 8 | 3.9〜5.5GHz | 12 | 3.3〜4.6GHz | 20 | なし | NPU3 | 125〜250W | 7万6000円弱 |
| Core Ultra 5 245K | 6 | 4.2〜5.2GHz | 8 | 3.6〜4.6GHz | 14 | Intel Graphics | NPU3 | 125〜159W | 6万円弱 |
| Core Ultra 5 245KF | 6 | 4.2〜5.2GHz | 8 | 3.6〜4.6GHz | 14 | なし | NPU3 | 125〜159W | 5万7000円弱 |
いずれもクロック倍率がアンロックとなっている“末尾K”のラインアップで、CPUクーラーは付属しない。ソケット形状はこれまでと互換性のないLGA1851に変更され、同時期に登場する「Intel Z890チップセット」などを搭載したマザーボードとの組み合わせが必須となる。
予約販売がスタートした当日の反響は、まだ薄めの印象だ。あるショップは「マザーボードも大量に登場するはずですが、まだ詳細が下りてきていないので、何ともいえないところがありますね。まあ、まだ25日まで時間があるので、じわじわと売り方を整えていければと思っています」と話していた。
ユーザーもショップも様子見感が漂う中での船出となりそうではあるが、それでも最上位の「Core Ultra 9 285K」は予約初日に初回入荷予定の上限近くに達するショップが複数みられた。
別のショップは「今後、CPUクーラーや水冷キットの売れ方も変わってくるかなと思います。Ryzen 9000シリーズもそうですが、秋から年末にかけてのトレンドを作るのは確実なので、有効な組み方をご提示できるように準備していきたいですね」と年の瀬を見据えていた。
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