両手に収まる小さなPCにUSB4とOCuLinkで外付けGPUをつないでみた 「AYANEO AG01 Starship Graphics」の性能をじっくり検証(3/4 ページ)

» 2025年02月06日 17時00分 公開
[渡辺まりかITmedia]
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ONEXPLAYER X1 mini

 こちらでも同様のテストを行っていく。なお、OCuLinkで接続する場合、USB4接続のようなホットプラグというわけにはいかない。ホスト側の電源を切ってから接続して起動する必要がある。

STEEL NOMAD

 ONEXPLAYER X1 mini単体で5回計測した平均値は517.8であった。TDPを100Wに設定したAG01と接続すると1946.4、120Wでは1995となった。なお、平均フレームレートは順に5.18FPS、19.46FPS、19.95FPSとなり、3倍以上の高速化を図れた。

ONEXPLAYER X1 miniでのSTEEL NOMAD ONEXPLAYER X1 miniでSTEEL NOMADをテストした

TIME SPY

 こちらも単体では3314.8、AG01と接続した状態で100W設定では9223.8、120Wでは9349.7となった。

ONEXPLAYER X1 miniでTIME SPY TIME SPYをONEXPLAYER X1 miniでテスト。スコア「9000」以上を計測した

ファイナルファンタジーXiV:黄金のレガシー

 ONEXPLAYER X1 miniは、AYANEO SLIDEより世代の新しいCPUを搭載していることもあり、「普通」の3962と若干上がった。ここにAG01をOCuLink接続し、TDP 100W設定にしたところ1万42となり、さらに120Wでは1万130で、いずれも「快適」となった。2倍以上の高速化が図れたことになる。

ONEXPLAYER X1 miniでファイナルファンタジーベンチマークテスト 「ファイナルファンタジーXIV:黄金のレガシーベンチマークテスト」では1万以上の数値を出すことができた。これなら快適にプレイできそうだ

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