外観について駆け足で紹介してきたが、ここからはベンチマークテストや、動作が非常に重たいゲームをプレイして、LAVIE Tab T11の実力に迫っていこう。
まずはAndroidデバイスのベンチマークテストアプリとして有名なAnTuTu Benchmark 3D Liteを使って、LAVIE Tab T11とRedmi Pad SE 8.7の性能を比較してみた。結果は以下の通りだ。
LAVIE Tab T11に搭載されているSoCはミドルレンジ向けのSnapdragon 685で、比較対象にしたRedmi Pad SE 8.7には同じくミドルレンジ向けのMediaTek Helio G85が採用されている。
しかしながら、Snapdragon 685はMediaTek Helio G85と比較してクロック周波数やメモリ帯域幅が向上している関係で、CPU(全般的な処理性能)のパフォーマンスが約1.3倍高いスコアを記録しているのが分かる。
特にメモリ帯域幅の向上により、MEM(RAMとROMの読み書き性能)のパフォーマンスが約1.7倍と大きな差をつけている。主にこの2点が総合スコアを大きく引き伸ばす要因となっているのだ。
それに比べると、GPU(グラフィック性能)とUX(操作性能)のスコア差は約1.1倍と、そこまで大きな差が出ていない事が少し気になる。
ベンチマークスコアの差はあまり大きな差が見られないが、明らかにLAVIE Tab T11の方が起動直後や、一般的な操作の軽快さに雲泥の差を感じた。
Redmi Pad SE 8.7は、あくまでごろ寝用や読書用として割り切って利用しているため、多少の動作のカクツキは許容できるものの、LAVIE Tab T11を触った後だと快適さは段違いに感じる。
そういった意味では、LAVIE TABの特設サイトの「LAVIEならシゴトもアソビも自由自在」というキャッチフレーズがよく似合うモデルと言えよう。
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