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電子ペーパーで脅威のリフレッシュレート33Hz! 25.3型ディスプレイ「DASUNG Paperlike Color REVO」を試す:「目指せ↑ワンランク上の仕事術」デジモノ探訪記(3/3 ページ)

» 2025年03月11日 12時00分 公開
[石黒直樹,ITmedia]
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その他の品質は、基本はBASEモデルと同じ

 リフレッシュレートとWindowsおよびLinux専用機であることを除くと、基本仕様はBASEモデルと同じと考えていいでしょう。詳細はBASEのレビューを参考ください。カラーの発色やフロントライト、ディスプレイフロント部に物理ボタンを搭載しているなど、ほぼ同様です。

→・ついに電子ペーパーPCディスプレイにカラー到来! ただしいろいろ割り切りが必要かもしれない「DASUNG Paperlike Color」を試す

photo 左がBASEで右がREVO。スリープ画面は違えど、外観は同じなので、見た目だけではどちらか分かりません

単独のWindows PCとして使いたい

 先ほど、マウスカーソルの追従性が上がったと言いましたが、これによってREVOだけでWindows PCを使うということが現実的なものとなりました。

 従来の電子ペーパーディスプレイは、あくまでサブディスプレイであるという認識が強く、どうしても液晶ディスプレイがないと通常の操作(起動からセットアップ、アプリの起動など)は厳しいものがありました。

 しかし、33Hzのリフレッシュレートでマウスカーソルが動くのであれば、PCに接続されたディスプレイがREVOのみであっても、十分に使用が可能だと感じます。

 PowerPointでのオートシェイプ描画や、Excelの操作などもストレスなく行えます。もちろん、カラー電子ペーパー特有の色の見えづらさはありますが、事務用途としてある程度割り切ってしまえば、大抵のことは問題なく行えるでしょう。

 また、電子ペーパーディスプレイのみを接続するメリットがありました。液晶ディスプレイと同時に接続して見比べてしまうと、どうしても電子ペーパーディスプレイの表現の低さが気になってしまいます。

 しかし、電子ペーパーディスプレイ「しかない」環境になると、比較対象がなくなるので、そうした粗さも気にならなくなります。より集中してテキスト入力などができるようになりました。

 個人的に実現したいのは、このREVOにミニPCをマウントし、iMacのような“一体型Windows電子ペーパーPC”を作ることです。十分実用レベルの操作感が実現できるため、ディスプレイの光を全く浴びずに仕事ができるようになります。

 私は業務上、とにかくテキスト入力をすることが多いため、目に優しい電子ペーパーディスプレイだけのPCは長年の理想です。

 そうなると惜しいのが、REVOからUSB Type-C接続で、PCに給電ができないことです。USB Type-CでノートPCの給電と映像出力ができれば、まさにケーブル1本でPCと接続できるのになと思います。

photo 比較的コンパクトな2in1PC「Surface Pro 9」で似たようなことを実現。しかし、ミニPCで一体化できるとさらに素晴らしいことになるはず……

やはり怖いのが、この先の進化

 25.3型の電子ペーパーディスプレイは非常に高価であるため、購入には決断が必要です。しかしこの先、いつどのように進化するのかは気になるところです。

 必要十分以上の品質を持つようになった昨今のスマートフォンとは違い、電子ペーパーはまだまだ体感的に大きく変わりそうな要素があります。それは、ppi(Pixels per inch:1インチ当たりのピクセル数)と発色です。

 「300ppiになる」「フルカラー表示ができるようになる」といったことが実現されたなら、間違いなく購入するでしょう。しかし、それがいつ実現できるかはよく分かりません。「それまで待つのか?」「すぐに新モデルが出たらどうしよう」という葛藤の中、購入を判断する必要があります。

 ただし、現時点でも十分にWindows用ディスプレイとして活用できるレベルには達しています。特にテキスト入力中心の方は、是非とも専用機の構築を試してみていただきたいですね。

photo WindowsPCで普通に使える、素晴らしい電子ペーパーです。スリープ画面にも「革命者」の文字が
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