今回、製品サンプルとしてDE-C55L-9000を利用する機会があったので、短い時間ではあるが、持ち歩いて試してみた。また、重さや外観を自宅にある既存のモバイルバッテリーと比較してみよう。
こちらは2016年2月発売の「cheero Power Plus 3 13400mAh DANBOARD version」の重量。1万3400mAhと大容量だし、9年ほど前の製品だが、DE-C55L-9000BKより92gほど軽い最大45W出力に対応している、ということは筆者が普段使いしている「ONEXPLAYER 2」の最大消費電力28Wを十分にまかなえる。ONEXPLAYER 2の内蔵バッテリー容量は1万7100mAhで、DE-C55L-9000BKの約2倍だ。電源に接続せず4時間くらいの作業を行えているが、「あとちょっと」というところで残量がゼロになってしまうことがある。せめて1時間でも伸ばせれば……と期待して、作業に使ってみた。
作業開始から1時間5分でDE-C55L-9000BKの残量がなくなり、給電が止まった。いつもであれば、ONEXPLAYER 2のバッテリー残量が減ってきたところでDE-C55L-9000BKに登場してもらうので、今回の使い方は通常の逆であるが、それでも「あとちょっと」を実現することが分かる結果になったと思う。
実は、このバッテリーを持ち歩いた際に、手が滑って40cmほどの高さから落下させてしまったのだが、「燃やそうと思えば燃やせる」「通常の使い方で発火することはありません」という言葉を開発者が発していたのを思い出し、不安感なく持ち歩くことができた。
今はまだ、現行のモバイルバッテリーに比べて重いし高いので手が伸びないかもしれないが、バッテリーサイクルが5000回であること、安心して持ち運べることなどは何にも代えがたいと感じた。
なお、初回100台は、エレコムダイレクトショップにおいてクーポンコードを利用することで、通常価格から1000円オフの8980円で購入できる。気になる人はぜひチェックしてほしい。
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