通信機能は2.5GBASE-T対応の有線LANとWi-Fi 7対応の無線LAN、Bluetooth 5.4を標準装備する。
USB Type-C端子が2基、USB Standard-A端子が3基と豊富で、USB Type-CはThunderbolt 5に対応しており、最大120Gbpsでのデータ転送、ディスプレイ出力(Thunderboltネイティブ、DisplayPort Alternate Mode)、USB PD(Power Delivery)による充電をサポートする。ディスプレイ出力としては、HDMI端子も装備している。
左側面にある2基のUSB Type-C端子はThunderbolt 5対応だ。双方向最大80Gbps、片方向最大120Gbpsでのデータ転送が可能だ。USB PDもサポートしており、パフォーマンスは制限されるものの、USB PD対応ACアダプターなどでの給電にも対応する16型のディスプレイには、「ROG NEBULA HDR」と呼ばれるハイスペックなミニLED液晶を搭載している。アスペクト比は16:10で、画面解像度は2560×1600ピクセルとなる。
ミニLED液晶ディスプレイとは、極小サイズのLEDを細かいゾーン単位でバックライトに利用し、ゾーンごとに輝度制御(ローカルディミング)を行うことで、一般の液晶ディスプレイが苦手な高度なコントラスト表現を可能にしたものだ。
評価機では2000ゾーンを超えるローカルディミング制御に対応し、最大輝度は1200ニト、DCI-P3 100%の広色域をカバーするなど、ミニLED液晶ディスプレイとしてもハイスペックな内容だ。DolbyのHDR規格であるDolby Vision、カラーサイエンス大手のPANTONEによる色再現性の認証も取得している。
さらに、リフレッシュレートは通常モデルの4倍にあたる240Hzに対応する。FPSや格闘タイトルなど、一瞬の動き、反応の見極めが勝負を分けるゲームも有利な条件でプレイ可能だ。リフレッシュレートをフレームレートに合わせるディスプレイ同期技術「G-SYNC」にも対応しており、リフレッシュレートとフレームレートのギャップが原因で起きるテアリング(画面の乱れ)や、スタッタリング(カクつき)を抑えることができる。
また、キーボード奥両側と両側面の手前側にそれぞれ1Wのスピーカーを内蔵したクアッドスピーカー構成を採用しており、サウンドの迫力も十分だ。Dolby Atmosもサポートしており、対応コンテンツでは臨場感あるサラウンドサウンドを楽しめる。
16型のミニLED液晶ディスプレイを搭載する。画面解像度は2560×1600ピクセル(アスペクト比16:10)で、映り込みのないノングレア仕様だ。輝度は1200ニトと非常に明るく、色域はDCI-P3 100%をカバーする
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