動作音についてはTurboモードでの高負荷時はかなり大きいが、パフォーマンスモードであればかなりマイルドになる。サイレントモードで高負荷時でも静音で運用可能なので、状況に応じて使い分ければ良いだろう。ASUS JAPANの製品だけに、このあたりは抜かりがない。
発熱については、高負荷時にはボディーの奥側を中心に熱を持つが、キーボードやパームレストは体温以下をキープできていた。薄型ボディーでも、しっかり適切に処理できているといえる。
評価機のASUS Storeでの直販価格は55万9800円だ。かなり高価ではあるが、内容は完璧で価格に見合う。最新のハイエンドCPUとハイエンドGPUの組み合わせにThunderbolt 5を始めとする充実のインタフェースを備え、豪華な発光演出、そしてメモリとストレージにツールレスでアクセスできる構造も用意されており、まさに全部入りの内容だ。
放熱もスマートにできており、最強を目指すコアゲーマー、エンスージアスト向けのゲーミングノートPCとして手放しにお勧めできる完璧な仕上がりといえる。
同じ16型でNVIDIA GeForce RTX 5090 Laptop GPU(グラフィックスメモリは24GB)を搭載するモデル(G635LX-U9R5090)は、メモリが64GBでストレージも2TBで73万9800円だ。18型モデルもNVIDIA GeForce RTX 5090/5080 Laptop GPUを搭載するモデルがそれぞれ用意されている。いずれも販売数はあまり多くないと思われるだけに、争奪戦は必至かもしれない。
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