ハイスペック薄型2in1ゲーミングタブレットPCだからこそ実現できる使い方のススメ 「ROG Flow Z13」で実感(1/3 ページ)

» 2025年04月15日 12時20分 公開
[迎悟,ITmedia]

 高いスペックが求められる重量級のゲームでも、デスクトップPCやゲームコンソール(家庭用ゲーム機)に負けないくらいの高画質でプレイできるゲーミングノートPCの選択肢が増えている。

→・“熱い、重い”というイメージを覆す、スタイリッシュなゲーミングノートPCが増えている GeForce RTX 4070 Laptop搭載の「OMEN Transcend 14」をチェック

→・まるでビジネスPCみたいなゲーミングノートPC、モンハンも余裕で遊べる「ASUS TUF Gaming A14」

→・ボタンの交換ギミックがユニークすぎる 最新Ryzenも選べるポータブルゲーミングPC「AYANEO 3」を試す

 ゲーミングノートPCといえば、“分厚くて重い”というイメージが先行しているが、最近は高性能でありながらも薄型ボディーであったり、携帯ゲーム機のようなサイズ感を実現したポータブルゲーミングPCであったりと、旅先にもいつものゲーム環境を持ち出すことが容易なモデルも珍しくない。

 今春、新たに発売されたASUS JAPANのゲーミング2in1タブレットPC「ROG Flow Z13(2025)」(37万9800円から)も、従来のゲーミングノートPCと比べて大幅に性能が向上した1台だ。

 PC USERでは既にパフォーマンス面を中心としたレビューをお送りしているが、今回は実際にその性能やタブレット型であるメリットを生かした使い方について紹介しよう。

ゲーミングPCだって家庭用ゲーム機みたいにTVにつなげていい

 ROG Flow Z13は、「モンスターハンターワイルズ」や「サイバーパンク2077」など、重量級のゲームタイトルもかなり快適に遊ぶことができる。

 こうした重量級の人気ゲームタイトルは、以前であれば家庭用ゲーム機でしか遊べないものが多かったが、昨今はSteamを中心にPC向けにもリリースされることが珍しくない。実際、筆者も数年前までは家庭用ゲーム機派だったが、最近はPCでゲームをプレイする機会が多いくらいだ。

 ゲーミングPCを選ぶ理由は人それぞれだが、「PCでしか遊べないゲームを楽しみたい」だけでなく、どうせゲーミングPCを買うなら「PCにゲーム環境をまとめてしまおう」と考えている人も多いのではないだろうか。

 ただ、これまでゲームを大きなTVにつないで遊んでいた場合、ゲーミングノートPCで遊ぶには画面の小ささが気になってしまう。

 解決策としては、ゲーミングノートPCを置く机に大型のディスプレイを置くことが考えられるが、そもそも設置場所の制限などもあり、大きなデスクトップPCやディスプレイを避け、ゲーミングノートPCを選んでいると思う。解決策としては妥当ではないだろう。

 そこで組み合わせたいのが、今まで家庭用ゲーム機をつないでいたTVに、ゲーミングノートPCをつなぐ方法だ。ゲーミングノートPCの多くはHDMI出力端子が設けられているため、HDMIケーブル1本でTVに映像出力できる。

 今回試したROG Flow Z13(2025)にもHDMI出力があり、実際にTVにつないでみたが、特に面倒な設定などはなく、ケーブルをつなげばそのままTV画面にPC画面を表示できた。

 TVの解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)、または4K(3840×2160ピクセル)が主流だが、ROG Flow Z13(2025)のパフォーマンス的にフルHDを選ぶのがいいだろう。

 これがデスクトップ型のゲーミングPCでやろうとすると、TVにつなぐためにたくさんのケーブルを取り外したり、重たい本体を運び移動したりする必要がある。しかし、ゲーミングノートPCであれば、普段のデスクからTVにつなぎ替えるのも、こうした手間もほとんどない。

photo 筆者のゲーム環境である55型の液晶TVとの組み合わせ。ゲームコンソールの代わりとして使うのにもちょうどいい

 また、ROG Flow Z13(2025)だからこそ、この使い方が向いていると感じたのが「2in1タブレットであること」だ。

 TVにつないだ際、普通のゲーミングノートPCではその本体を置いて場所を考えなければならない。

 大型の排気口がヒンジ側にあるようなモデルも多いため、閉じた状態で縦にして置くと排熱がうまくできないなど、十分なパフォーマンスを発揮できないどころか、故障の原因になりかねない。

 だが、ROG Flow Z13(2025)のような2in1タブレットであれば、省スペースに縦にした状態で設置ができる。

 本体のキックスタンドを使ってもいいし、タブレットスタンドやブックエンドなどを使ってもいいだろう。サイズ感もTV用のローボードのスペースに十分収められるため、TVの周囲に上手に片付けられることの多い家庭用ゲーム機と同じような扱いができる。

 それなりに投資は必要になってしまうが、例えばローボードにゲームコンソールとして使うとき用のACアダプターや、何か周辺機器もふさぎたい場合はUSB4に対応したハブなどを仕込むなどすれば、さらにスマートに使うことができそうだ。

photo TV下のローボードへの収まりがいい。2in1 PCは通常のノートPCでは難しい置き方ができることで、ゲームコンソール代わりとしての利用が現実的だ
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月24日 更新
  1. 若者向けのカラフルな新「Dell 14S」が日本上陸 11月1日まで4.5万円引きの14万9800円から (2026年10月22日)
  2. “置き場所に困る”大容量ポタ電の壁を打破! 冷蔵庫を3日動かすEcoFlow「DELTA Gen4」シリーズが日本上陸 (2026年10月23日)
  3. 折りたたみ型から薄型まで! スマホやタブレットで“本気”の文字入力に使える持ち運び用キーボードを選ぶコツ (2026年10月23日)
  4. FCCLが「FMV Keyboard X」の一般販売を開始 ハイスペックマウス「FMV Mouse X」も同時発売 (2026年10月22日)
  5. 「iPhone Duo」を1週間使って分かった、全部盛りではない“上質さ” 心地いい開閉ヒンジの内部を見るために“非破壊検査”してみた (2026年10月21日)
  6. 「Galaxy Watch9」を1週間使って分かったこと Pixel Watchと比べた使い勝手は? (2026年10月23日)
  7. スマホは「バッグの中」から「外」へ AULUMUのスリングバッグ2種で移動時のプチストレスを解消した (2026年10月22日)
  8. PFUから33万円キーボード「HHKB Professional Elite」登場! 英語配列のみで有線特化の“原点回帰” 全世界300台限定 (2026年10月22日)
  9. 約22万円の新型「Mac mini」で初めてのローカルAI体験 ストレージの価格高騰対策にピッタリかも (2026年10月20日)
  10. 14型モバイルノートPC「FMV Note U」に新モデル登場 約634gモデルに加えて「ゴジラ-0.0」コラボモデルも (2026年10月22日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー