では実際に使ってみよう。USB Type-Cポートはスタンドの両側面に1基ずつ配置されており、添付のUSB Type-CケーブルがL字コネクターを採用していることもあって、スペースに制限がある場所でも設置しやすい。このL字コネクターは横置き時だけでなく、縦置きの場合も威力を発揮する。
実際に使ってすぐ分かるのは画面の明るさだ。従来モデルのC1422Hは300ニトだったが、本製品は400ニトに向上しているためだろう。輝度50%でも十分に明るく、斜め方向から見ても画面の暗さを感じない。
また最大65Wのパススルー給電にも対応している。試しに100Wの充電器に接続したところ、ノートPCからは65Wの電源として認識された。前述の配線の取り回しの容易さに加え、電源供給の自由度も高いのはユーザーにとってありがたい。
さて本製品の特徴の1つに、横向きだけでなく縦向きでの利用にも対応することが挙げられる。単に縦向きに設置できるというだけでなく、内蔵センサーで本体の向きを検知し、自動的に画面を回転させられるのがウリだ。
画面の回転機能をアピールするモバイルディスプレイの多くは、PC側にインストールしたユーティリティーによって自動回転を実現しているが、本製品はユーティリティーを用いずに、本体だけで自動回転が行える。さらに、背面スタンド上部のロックボタンで、回転しないよう一時的にロックをかけられる。本体だけでこれらのコントロールができるのは便利だ。
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