うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、4月13日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
OpenAIは4月16日、新しい推論モデル「OpenAI o3」「o4-mini」をリリースした。ユーザーからの質問に対し、より長く考えるようにトレーニングされたoシリーズの最新モデルで、これまでにリリースされた中で最も賢いモデルだという。
OpenAI o3はコーディング、数学、科学、視覚認識などの分野に強い最も強力な推論モデルだ。Codeforces、SWE-bench、MMMUなどのベンチマークで、新たな「SOTA」(state of the art:最高性能)を樹立した。
多面的な分析を必要とし、答えがすぐには明らかでない可能性のある複雑なクエリに最適としている。専門家による評価では、o3は難しい実際のタスクでOpenAI o1よりも重大なエラーが20%少なく、特にプログラミング、ビジネス/コンサルティング、創造的なアイデア創出などの分野で優れているという。
OpenAI o4-miniは、高速でコスト効率の高い推論に最適化された小型モデルだ。特に数学、コーディング、視覚タスクに優れているとのこと。Python インタープリタにアクセスした場合、AIME 2025で99.5%のスコアを記録している。
専門家による評価では、o4-miniは非STEMタスクやデータサイエンスなどの分野でも前身のo3-miniを上回る性能を発揮している。
ChatGPT Plus、Pro、Teamユーザーは、4月16日からo1、o3-mini、o3-mini-highに代わり、o3、o4-mini、o4-mini-highが表示されている。また、今後数週間以内にOpenAI o3-proもリリース予定となっている。
Razerは4月10日、PCゲームをモバイルデバイスに直接ストリーミングできるゲーミングプラットフォーム「Razer PC Remote Play」を正式に発表した。
CES 2025でβ版が発表されていたが、正式リリースにあたりインタフェースを刷新した。iOSおよびAndroidに対応した全てのモバイルゲーミングコントローラーにも対応している。また、iPadではキーボード、マウス、トラックパッドもサポートし、AndroidとRazer Kishi Ultraコントローラーの組み合わせでは、触覚フィードバックもサポートされるなど、機能が充実している。
Razer PC Remote Playは、発表時点で以下のプラットフォームやOSをサポートしている。
モバイル向けのRazer PC Remote Playは、App StoreとGoogle Playからダウンロードできる。
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