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デルのノートPC「Dell 14/16 Plus」「Dell 14 Plus 2-in-1」にRyzen AI 300搭載モデルが登場 Copilot+ PC準拠のAI PCをより手に取りやすく

» 2025年04月24日 11時30分 公開
[井上翔,ITmedia]

 デル・テクノロジーズは4月23日、新型ノートPC「Dell 14 Plus(DB14255)」「Dell 16 Plus(DB16255)」「Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255)」を発表し、同日に直販サイトを通して販売を開始した。直販サイトにおける推奨構成(最小構成とは限らない)の販売価格は以下の通りだ。

  • Dell 14 Plus(DB14255):14万9000円から
  • Dell 16 Plus(DB16255):15万4000円から
  • Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255):16万4000円から

 なお、6月下旬をめどに量販店でも販売を開始する予定だ。

新モデル 「Dell 14 Plus(DB14255)」「Dell 16 Plus(DB16255)」「Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255)」の販売が始まった。なお、モデル名の「一の位」の「5」はAMDモデルを意味する(Intelモデルは「0」)
登壇者 4月23日に行われた発表会の登壇者。左から、デル・テクノロジーズの松原大氏(ジャパンコンシューマー&リテール アソートメントプランナー兼コンサルタント)と、日本AMDの関路子副社長(アジアパシフィッククライアントビジネス開発ディレクター)

新製品の概要

 今回の新製品は、2月に発表された「Dell 14 Plus」「Dell 16 Plus」「Dell 14 Plus 2-in-1」のAMDモデルで、デル・テクノロジーズのCopilot+ PC準拠モデルとしては初めてAMD製APU(GPU統合型CPU)を備える。「(デルにおける)Copilot+ PC入門機としての役割も担っている」という。

 Dell Plusは、個人ユーザーやSOHO/中小規模企業を想定した高付加価値モデルという位置付けだ。今回、コストパフォーマンスに優れたAMDモデルを追加することで、10月に控えた「Windows 10」のサポート終了に伴うノートPCの買い替え需要を喚起する。

Recall Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)に実装される予定の新機能で、Windows Insider Programのリリースプレビューチャネルに最近実装された「リコール(Recall)機能」も利用できる

 APUはRyzen AI 5 340(6コア12スレッド)またはRyzen AI 7 350(8コア16スレッド)を搭載しており、メモリ(LPDDR5X-7500規格)は16GBまたは32GBを備える(※1)。SSDはPCI Express接続で、最大で1TBを搭載可能だ。

(※1)Dell 14 Plus 2-in-1については16GB構成のみとなる(32GB構成の発売は検討中)

Ryzen AI デル・テクノロジーズとしては初の、AMDプラットフォームによるCopilot+ PCとなる。推奨構成の価格は「Snapdragon Xシリーズ」や「Core Ultra 200Vプロセッサ」を搭載するモデルよりも手頃で、Copilot+ PCの入門機としての役割も担っている

 ディスプレイはモデルによって以下を搭載している。

  • Dell 14 Plus(DB14255)
    • 14型液晶(1920×1200ピクセル/60Hz/最大300ニト)
  • Dell 16 Plus(DB16255)
    • 16型液晶(1920×1200ピクセル/60Hz/最大300ニト)
    • 16型液晶(2560×1600ピクセル/120Hz/最大300ニト/sRGB 100%カバー)
  • Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255)
    • 14型液晶(1920×1200ピクセル/60Hz/最大300ニト/タッチ操作・ペン入力対応)

 WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影に対応し、プライバシーシャッターも備える。生体認証機能は、電源ボタンと一体化した指紋センサーを搭載する。

 Core 200Vプロセッサモデルと比べるとディスプレイやWebカメラの選択肢が少ないのは「(価格的な意味で)購入しやすいCopilot+ PCとすべく、構成をシンプルにした結果」だという。

Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255) Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255)は、画面保護の都合から反射抑制式の液晶ディスプレイを搭載している。スタイラスペンによる入力にも対応するが、ペンはオプションとなる(直販ではセット購入可能)
ディスプレイ Dell 16 Plus(DB16255)については、2560×16000ピクセルの液晶パネルも選択できる。なお、写真のデモ機は顔認証ユニット(赤外線カメラ)付きとなっているが、現時点における市販構成には顔認証ユニットのオプションは用意されない

 ポート類は左側面にHDMI出力端子とUSB 3.2 Gen 2(USB 10Gbps) Type-C端子を、右側面にUSB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps) Standard-A端子とイヤフォン/マイク端子を備える。USB 3.2 Gen 2 Type-C端子はUSB PD(Power Delivery)による電源入力と、DisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 7(IEEE 802.11be)とBluetooth 5.4に対応する。キーボードは日本語配列で、Dell 16 Plus(DB16255)はテンキーも備える。

左側面 左側面のポート類
右側面 右側面のポート類
キーボード Dell 16 Plus(DB16255)のキーボードはテンキー付きとなる

 バッテリー容量(定格値)は64Whとなる。ボディーカラーはアイスブルーのみだ。本体のサイズと重量は以下の通りとなる。

  • Dell 14 Plus(DB14255)
    1. サイズ:約356.78(幅)×250.6(奥行き)×14.13〜16.99(厚さ)mm
    2. 重量:約1.83kg〜
  • Dell 16 Plus(DB16255)
    1. サイズ:約314(幅)×226.15(奥行き)×14〜16.95(厚さ)mm
    2. 重量:約1.83kg〜
  • Dell 14 Plus 2-in-1(DB04255)
    1. サイズ:約314(幅)×226.15(奥行き)×14〜16.39(厚さ)mm
    2. 重量:約1.59kg〜

今後もAMDプロセッサ搭載モデルを拡充

 デル・テクノロジーズではCPU/SoCやGPUのメーカーを増やす「シリコンの多様化」を進めている(参考記事)。今回のDell PlusノートPCにおけるAMDモデル(Ryzen AI 300シリーズ)の投入はその一環でもある。

 同社では今後もAMDやQualcomm製CPU/SoCを搭載するモデルを拡充していく方針だ。

拡充するよ Dell Technologiesは「CES 2025」においてビジネス向けPCにおけるAMDプロセッサの拡充を表明していた(従来は個人向けのごく一部で展開されていた)
Ryzen AI AMDによると、Ryzen AIプロセッサを搭載するノートPCは2025年内に150超モデルが登場するとされているが、今回はそのうちの3モデルが発表されたことになる
ビジネス 今回のDell ProのAMDモデルに搭載されるAPUは、競合のSoCと比べてもビジネス面で高いパフォーマンスを発揮するとAMDはアピールする
コンテンツ この優位性はコンテンツ制作でも発揮できるという

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