以上ざっと見てきたが、どのユーザーにも関係する基本的な仕様はしっかり押さえている一方で、一部のユーザーにのみ重要な付加価値、具体的には縦置きや付属のACアダプターはパススルー給電に対応していないなど、使い方によって合う合わないがはっきり出てくる製品という印象だ。
従って購入を検討するにあたっては、ここまで見てきた気になるポイントが自分にとって重要か、そうでないかをチェックすることをお勧めする。斜め方向から画面が暗く見えること、メニューの操作体系が独特なのは少々気になるが、致命的というわけではないので、付加価値の有無さえ気にならなければ、十分にプッシュできる。
本製品の何よりの強みは価格で、Amazonでは実売価格が1万6800円であるなど、2万円の大台を切っている。素性が明らかでない海外製でのモバイルディスプレイならばともかく、本製品は海外ではよく知られたバーベイタムの製品で、なおかつ国内ではアイ・オー・データ機器が販売しており、2年のサポートも付属している。保証も重視するのであれば、よい選択肢と言えそうだ。
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