最後にチェックしたいのが、ROG Strix G16(2025)G614のカスタマイズ機能だ。
キーバックライトなどのRGBイルミネーションは発光パターンや発光色をカスタマイズして使いたいという人は多い。
筆者もPCのイルミネーションに凝っていた時期があり、以前光り物のPCパーツにハマっていた頃は「青系の色が好きなので、イルミネーションは青系を中心としたカラーで光らせたい」や「部屋の模様替えをしたので、家具の色にあわせて暖色に光らせたい」といったカスタマイズを行っていた。
ROG Strix G16(2025)G614ではこうしたカスタマイズはプリインストールされているユーティリティー「Armoury Crate」から行うことができる。
Armoury Crateではキーボードバックライトや、ボディー前面のイルミネーションの発光パターンや発光カラーのカスタマイズの他、ASUSのRGBイルミネーション機能である「Aura Sync」に対応した周辺機器のイルミネーションの設定を変更可能だ。
またイルミネーションのカスタマイズ以外に、現在のCPU動作クロックやメモリ使用量を一目で確認できるダッシュボード機能や、動作モードをパフォーマンス重視や静音重視に切り替えることができる。
またGPUパフォーマンスを追求した「Ultimate」など、いくつかのプロファイルから選択、変更することも可能になっている。
これらのイルミネーションやパフォーマンス設定は「シナリオプロファイル」として保存することもできるため、日常的なPC操作時とゲームプレイ時とで、設定をまとめて切り替えることも可能だ。
このあたりは実際に使いながら「好み」を見つけ、使用シーンに応じたプロファイルを上手に切り替えていけるようにすると、よりROG Strix G16(2025)G614の使用感が高まるだろう。
ゲーミングノートPCに求めるのは、どれだけゲームが快適に動くかだ。
最も性能が高いモデルを買えば性能が不足することはなく、どんなゲームでも快適に動くのだが、その分だけ価格は高くなってしまう。
それで言うとROG Strix G16(2025)G614は、販売されているゲーミングノートPCとしては「最新だけど最上位のGPUを搭載していない分安い」「最上位でないが、話題のゲームや重量級のゲームを遊ぶには十分な性能を持っている」と、今選ぶゲーミングノートPCとして、標準機になり得るパッケージングの1台といえるだろう。
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