台湾GIGABYTE Technologyは6月17日、Windows 11をインストールしている同社製のノートPCの一部において、2025年6月のセキュリティ更新(KB5060842)を適用するとOSが再起動できなくなる恐れがあることを明らかにした。同社ではセキュリティ更新プログラムをまだ適用していない人に更新を見合わせるように呼びかけている。
この問題は以下のノートPCで発生する可能性があるという。
問題となるセキュリティ更新をまだ適用していない場合は、当該の本体におけるインターネット接続を完全に完全に切断した上で、Windows Updateで「更新の一時停止」を設定することで更新を抑止できる。
万が一、問題が発生してしまった場合は日本ギガバイトの「GIGABYTEノートパソコンサポートセンター」に連絡してほしい。
メールを含めて、オペレーターによる対応時間は平日の午前10時から午後6時までとなる(メール/LINE/eサポートについては24時間受け付け)。
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