PCIe 5.0対応の最新SSDに換装! 専用ツールを使えば移行もスムーズ(3/4 ページ)

» 2025年06月20日 12時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

ベンチマークテストの結果はどうだ?

 通常、単体のSSDをテストする際は別途システム用のSSDを用意しているが、今回は実環境ということでシステムドライブとして接続してテストを行った。

テスト環境
CPU Core Ultra 9 285K(24コア24スレッド)
メモリ 64GB(16GB×4/DDR5-5600)
マザーボード ASUS JAPAN TUF GAMING Z890-PRO WIFI
グラフィックス GeForce RTX 5090
PCケース Antec FLUX SE
OS Windows 11 Pro(24H2)

 換装元のSSDは、2023年に発売されたPCIe 5.0対応SSDの日本シーゲイト「FireCuda 540」で、容量はSamsung SSD 9100 PROと同じく2TBとなる。

 公称値を比較すると、Samsung SSD 9100 PROの連続読み出し速度は最大毎秒1万4700MB/同書き込みは1万3300MBなのに対し、FireCuda 540は連続読み出し速度が最大毎秒9500MB/同書き込みは1万MBとなっている。

 どちらも、PCIe 4.0 x4接続のSSDを大きく上回るスピードを実現しており、「そもそも交換をする意味があるのか」という突っ込みが入るのは避けられないところだが、実際の利用環境ので数値というところでは興味深いはずだ。

PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk CrystalDiskInfo 9.7.0を使ったSamsung SSD 9100 PRO(2TB)の情報
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk こちらはFireCuda 540の情報
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk まずは、TUF GAMING Z890-PRO WIFIに取り付けられているFireCuda 540を外す。ドライバレスで着脱可能だ
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk 新しくSamsung SSD 9100 PROを装着する
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk ヒートシンクにTUFと刻まれているのが目を引く

 まずは、最近メジャーバージョンアップを果たしたばかりのCrystalDiskMark 9.0.0のスコアを見てみると、Intel環境だけに一部で公称値には届いていない値だが、Samsung SSD 9100 PROの高いスコアが目を引く。

 FireCuda 540も十分に高速といえる値だが、後発だけにSamsung SSD 9100 PROにリードを許している形だ。

PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk CrystalDiskMark 9.0.0のスコア(Samsung SSD 9100 PRO)
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk CrystalDiskMark 9.0.0のスコア(FireCuda 540)

 一方、Microsoft Office、PhotoshopやIllustratorといったアプリの処理をシミュレートするPCMark 10 Full System Drive Benchmarkと、ゲームの起動や録画、コピーなどを行う3DMark Storage Benchmarkのスコアも比べてみた。

 いずれのスコアも、これまでレビューで取り上げたピーク値に比べると、空き容量が減っていたり(今回は約620GBを使用済み)、システムドライブとして利用していたりする関係でスコア自体は振るわないが、それでも十分に高速で、ビジネス用途だけでなく、ゲーミングにおいても十分な速度を保っている。

 Samsung SSD 9100 PROとFireCuda 540との比較では、前者が最新モデルらしくテストスコアも上回っており、利用時の温度変化も下がっている。

PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk PCMark 10 Full System Drive Benchmarkのテスト結果(Samsung SSD 9100 PRO)
PCIe 5.0 PCI Express 4.0 3.0 SSD NAND メモリ 容量 2TB 4TB 1TB Samsung WD Sandisk PCMark 10 Full System Drive Benchmarkのテスト結果(FireCuda 540)
温度比較(CrystalDiskMarkを連続実行し、マザーボードのセンサーで温度を計測)
ドライブ名 Samsung SSD 9100 PRO FireCuda 540
アイドル時 41度 41度
テスト1回目 64度 65度
テスト2回目 65度 70度
テスト3回目 67度 70度

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月11日 更新
  1. 初のカラー対応「Kindle Scribe Colorsoft」の実力は? 通常モデルとの価格差1万7000円の価値を検証 (2026年06月10日)
  2. ミニPCに強みの「MINISFORUM」 ミニワークステーションの新モデルから「謎の拡張カード」まで多彩な製品を披露 (2026年06月10日)
  3. 「Geminiの技術は使うが、Geminiではない」 WWDC26で見えたApple流AIとプライバシー戦略の核心 (2026年06月10日)
  4. 「macOS 27 Golden Gate」が2026年秋に登場 初のApple Silicon専用バージョンに (2026年06月09日)
  5. コンパクトボディーにスパコン並みのAI性能! 「NVIDIA RTX Spark」搭載ミニデスクトップPCを見てきた (2026年06月04日)
  6. 「次世代Apple Intelligence」をフル活用するにはどのような条件がある? 「Siri AI」は日本で使える? 知っておくべき対応モデルのハードル (2026年06月09日)
  7. 縦に三つ折りする「Ewin 折りたたみ式ワイヤレスキーボード」がタイムセールで12%オフの4820円に (2026年06月10日)
  8. 夜間もフルカラーで鮮明に記録できる「SwitchBot 屋外パンチルトカメラ 5MP」が15%オフの7674円に (2026年06月10日)
  9. 実売1万円切りでパススルー給電にも対応! KTCの15.6型モバイルディスプレイ「H15F9」は“買い”か (2026年06月09日)
  10. LGが4K有機EL TVの2026年モデルを発表 映像プロセッサを刷新し120Hz以上の高速表示にも対応 (2026年06月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー