PCIe 4.0対応SSDの価格が下がっている中で、値段が高めなPCIe 5.0モデルに積極的に触手が伸びないかもしれない。ただ、普段使っているPCを一度PCIe 5.0にすると、それ以外のPCに触った際にイヤでも体感速度に差を感じてしまう。
特に、会社支給のPCIe 3.0対応SSDを備えたノートPCの場合は歴然だ。もろもろシステムが異なっており、SSDのみの違いと言えないのはもちろんだが、シンプルにデータのコピーや移行、保存などでいちいち引っかかりを感じてしまう。
これは程度の差こそあれPCIe 4.0でも同様なので、Windows 10の延長サポート終了でPCのリプレースを考えている人であれば、システムを一新するこのタイミングであれば、ぜひPCIe 5.0対応モデルにジャンプアップするのをお勧めしたい。
最新モデルなら、懸念されている発熱もだいぶ落ち着いてきたので、必要以上にデスクトップPC内のエアフローを気にする必要もない(もちろん、きちんとした冷却は必須だが)。現時点ではまだ高価だが、日常的にPCを使う人ほど「PCIe 5.0」にして良かったと思うのは間違いがないところだ。
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