デル・テクノロジーズは6月26日、新型プレミアムノートPC「Dell 14 Premium(DA14250)」「Dell 16 Premium(DA16250)」を発表した。Dell 14 Premiumについては同日に一部構成を発売、Dell 16 Premiumについては同日から一部構成の受注を開始している。基本構成の直販価格はDell 14 Premium(DA14250)が29万9900円、Dell 16 Premium(DA16250)が44万3000円となる。
6月26日に開催された発表会の登壇者。左からデル・テクノロジーズの横塚知子氏(マーケティング統括本部 E-ビジネス&リテール事業部 本部長)と、同社の松原大氏(ジャパンコンシューマー&リテールアソートメントプランナー兼コンサルタント)Dell 14 Premiumは「XPS 14」、Dell 16 Premiumは「XPS 16」の後継となるプレミアムノートPCだ。今回登場するDA14250/DA16250は、Core Ultra 200Hプロセッサ(開発コード名:Arrow Lake-H)を搭載するパフォーマンス重視モデルとなる。
Dell 14/16 Premiumは、XPS 14/16の後継モデルとなる。プレミアムモデルということもあり、標準サポートを「Dall Care Plus」とした上で、アクシデンタルダメージサービスも付帯しているCPUはCore Ultra 7 255HとCore Ultra 7 265Hの他、DA16250についてはCore Ultra 9 285Hも選択できる(いずれもPコア8基+Eコア8基構成)。
外部GPUはNVIDIA製で、DA14250はカスタマイズオプション、DA16250は標準搭載となる(※1)。選択できる外部GPUは以下の通りだ。
(※1)海外モデルには「外部GPUなし構成」もある
メモリはLPDDR5X規格で、容量は32GBまたは64GBとなる(アクセス速度は構成によって変動)。ストレージはPCI Express 4.0接続のSSDで、容量は512GB(DA14250のみ)/1TB/2TB/4TBから選べる(2TB/4TBのモジュールは自己暗号化対応)。
ディスプレイはDA14250は14型、DA16250は16.3型(アスペクト比16:10)で、選択できるパネルは以下の通りだ。
WebカメラはフルHD(1920×1080ピクセル)撮影と顔認証に対応する。電源ボタンには指紋センサーを統合している。
ポート類は左側面にThunderbolt 4(USB4 Version 1.0)端子×2、右側面にmicroSDメモリーカードスロット(UHS-II対応)、Thunderbolt 4端子とイヤフォン/マイク端子を備える(※2)。Thunderbolt 4端子は、いずれもUSB PD(Power Delivery)規格の電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力にも対応する。ワイヤレス通信は、Wi-Fi 7(IEEE802.11be:6GHz帯対応)とBluetooth 5.4に対応する。
(※2)DA16250において外部GPUをGeForce RTX 5070 Laptop GPUとした場合はThundebolt 4端子がThundebolt 5(USB4 Version 2.0)端子に差し替わる
左右側面のポート類。USB Type-C端子は全てThunderbolt 4端子だが、DA16250でGeForce RTX 5070 Laptop GPUを搭載するとThunderbolt 5端子にアップグレードされるバッテリー容量(定格値)はDA14250が70Wh、DA16250が99.5Whで、最長駆動時間は以下の通りとなる(Windows版「Netflix」アプリでの動画視聴時間)。
ボディーカラーはプラチナとグラファイトの2種類となる。キーボードは日本語配列と米国英語(US)配列を選択できるが、グラファイトはUSキーボードのみとなる。サイズと重量は以下の通りだ。
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