NECパーソナルコンピュータ(NECPC)は8月27日、ビジネス向けモバイルPC「VersaProシリーズ」と、デスクトップPC「Mateシリーズ」の新モデルを発表した。受注は同日から開始し、出荷は9月から順次開始する予定だ。
「VersaPro タイプ VM」は、ハイブリッドワーク推進の実現をうたった14型モバイルノートPCだ。AMDのRyzen PROプロセッサを搭載し、構成によってはAIに関する演算に特化したNPUを備えるものも洗濯可能だ。重量は1.2kg未満の軽量設計で、オプションでLTE(4G)規格のモバイル通信もサポートする。ユーザー自身で容易にバッテリー交換が可能となっているのも特徴だ。
予想実売価格は33万5000円からとなる。
「VersaPro タイプ VB」は、エントリークラスの13.3型モバイルノートPCだ。CPUはCore 100UシリーズまたはCore 200Uシリーズを選択可能で、有線LANポートの利用も備えている。予想実売価格は30万5000円からだ。
「Mate タイプ ME」「Mate タイプ MB」は、共にスリムタワーボディーを採用するデスクトップPCだ。CPUはCore Ultra 200Sシリーズを搭載し、企業向けのセキュリティ/管理機能である「Intel vPro Enterprise」に対応する。UEFI(BIOS)の改ざん検知と、改ざんを含む問題発生時にバックアップのUEFIを書き戻す自己回復機能も利用できる。
予想実売価格はMate タイプ MEが35万円から、Mate タイプ MEが33万6000円からとなる。
「Mate タイプ MA」は、省スペースボディーを採用するエントリークラスのデスクトップPCだ。プロセッサはIntel 300またはCoreプロセッサ(第14世代)のSシリーズから選べる。予想実売価格は26万1000円からだ。
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