親子トライアルが終わって小休止を挟んだら、いよいよノートPC組み立ての“本番”に入る。
一般的なPC組み立て教室では、組み立てるPCのスペックや構成部品が固定されているため、全員そろって作業を進めていくスタイルが多い。しかし先述の通り、マウスコンピューターの場合は1人1人が異なる構成のPCを組み立てるため、組み立てるモデル/構成に応じた手順書に従って、自分のペースで組み立てるというスタイルを取っている。それぞれの参加者には専属のエンジニアが1人付くので、困った場合は気軽に質問可能だ。
手順書は子ども向けにデフォルメされている……と思いきや、実際に組み立て担当作業員が使うものを“そのまま”使っている。組み立てを行う作業台も“そのまま”で、立った状態で組み立てを進めることになる。
ノートPCの組み立てはボディーを固定しているネジを外して底面カバー(Dカバー)を外すところから始まる。マザーボードが見えたらすかさずメモリとSSDを取り付ける。底面カバーをはめ、ネジを止め直したら底面と表面の所定の位置にラベルシールを貼り付ける。
コネクターなどは既に差し込んであるので、実作業としてはこれで完了となる。そのため、全員が30分程度で組み立てを完了した。
組み立てが完了したら電源を入れ、動作を確認する。問題なければ、所定の手順で電源を切る。これで工程は終了だ。
今回は全員がトラブルなく起動した。
起動を確認できたら、校長の横尾氏から修了証書が1人1人に手渡された。このときに、親子トライアルの受賞者には賞品も授与された。
自分で組み立てたノートPCと一緒に記念撮影をし、エンジニアに協力してもらいながらノートPCの梱包(こんぽう)を行い、化粧箱にノートPC本体を入れてテープで封をすれば全ての作業は完了だ。
最後に、アンケートを入力し、自分で作ったノートPCを持って解散となった。親子パソコン組み立て教室に参加した子どもたちは、みんな満足そうであった。
今回の組み立て教室とは別に、マウスコンピューターでは購入者が注文したPCを“自ら”組み立てられる「組立ワークショップ」も不定期で開催している。購入価格にプラス1万3200円となるが、これはこれで面白いかもしれない
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