デル・テクノロジーズが8月2日、宮崎カスタマーセンター(宮崎県宮崎市)において「親子で体験!! Dell夏休み親子パソコン組立教室 2025」を開催した。同社では以前、夏休みにこうした組み立て教室を開催していたが、コロナ禍によりしばらく中断しており、今回は約6年ぶり(通算13回目)の開催となった。
この記事では、その模様をレポートしたい。
教室の参加対象は、小学3年生〜中学3年生とその保護者で、定員は8組と“狭き門”だ。この枠に全国から約40組の申し込みがあり、抽選で8組が決定した。
参加者の内訳は小学生が6人、中学生が2人で、性別は男子が4人、女子が4人である。地元宮崎県からの参加者は2組で、東京都や神奈川県、静岡県などからの参加者もいた。
今回組み立てるPCは、デル・テクノロジーズの14型ノートPC「Inspiron 14(5440)」だ。2023年3月に発売されたモデルで、CPUはCore i5-1334U、メモリは16GB、ストレージは512GBという構成となる。重量は約1.54kgと、持ち運びも可能だ。
参加費は6万989円で、教室で組み立てたPCはそのまま持ち帰ることができた。
教室の冒頭、宮崎カスタマーセンターの林田匡史センター長があいさつに立った。
デル・テクノロジーズは、これまでPCを販売してきましたが、実はPC以外にも、ディスプレイや周辺機器、AIサーバなど、いろいろな製品を売っています。
皆さんは「産業革命」という言葉を聞いたことありますか。産業革命は今までに何回か起きていて、現在4回目の革命が起きていると言われています。1回目の革命は「蒸気機関車」なんです。石炭を燃やして物を運ぶのが、最初の革命でした。2回目の革命は、石油です。石油を燃やして物を動かす力に変えました。そして3回目がPC。PCや電気製品で暮らしが豊かになりました。そして今、4回目の革命が進んでいるといわれています。
物をどんどんデジタル化してインターネットに繋げていく。PCは結構前からつながっていましたが、家の冷蔵庫や家の鍵といった、今までインターネットにつながってなかったものを、どんどんつなげていこうという時代になってきてます。
そういう中で、デル・テクノロジーズはそういうものをつなげていったり、AIによって仕事や社会を変えていくのに必要な製品を売ったりしています。テクノロジーの力を通して、人類の進歩を促進するという壮大な目的があります。今日、皆さんはそのデルのお腹の中にぐぐっと入り込んで、製品の中をのぞきつつ、組み立てを体験していただければと思います。
続いて、全員に組み立ての解説を行う「メイントレーナー」と、参加者に1人ずつ付いて組み立てをサポートしてくれる「テーブルトレーナー」が紹介された。
その後、参加者は静電気防止のリストバンドと手袋を装着し、メイントレーナーの説明に従って、PCの組み立てを開始した。
今回のパソコン組立教室の最終目標は、電源を入れて「Wi-Fiマークを確認すること」、つまりWindows 11の初期設定でWi-Fi(無線LAN)アクセスポイントを確認できる状態にすることだ。
まず参加者は組み立てる前の注意事項を聞いた上で、組み立てる準備を始める。静電気防止用の手袋とリストバンドを装着したら、必要なパーツがそろっているかを確認していく。
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