【追記あり】今度は大容量の8TB! PCIe 5.0対応SSD「Samsung SSD 9100 PRO」を試して分かったこと(1/3 ページ)

» 2025年09月03日 11時00分 公開
[モリケンITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 Samsung Electronics(サムスン電子)のPCI Express 5.0(PCIe 5.0)対応SSD「Samsung SSD 9100 PRO」シリーズで発表済みであったものの、まだ発売されていなかった最大容量となる8TBモデルが登場した。今回は発売前の実機を借用できたので、いろいろとチェックしていこう。

 ちなみに8TBというと、同じ容量のHDDをデータ用ドライブに使っている人が多いと思う。実際に私も少し前までは6TB HDDを内蔵して使っていた。今はNASにHDDを移動させ、PCの内部ストレージはM.2 SSDのみ(Cドライブ:1TB+Dドライブ:2TB)の構成だ。みなさんはどのような構成にしているだろうか。

 この8TB SSDがあれば、例えば4K動画やSteamのセールで買ってしまったたくさんの積みゲームなどもまとめて入れることが可能だ。また、マザーボードのM.2スロットが少ない時でも大容量を扱える。そこで、本記事の後半ではMini-ITXのマザーボードに本製品を組み込んだPCでテストを行ったので参考にしてほしい。

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO 8TBのSSDとパッケージ

8TBモデルのスペック比較 Intel/AMD環境でテスト

 まずは、8TBモデルの実物とスペックをチェックしていこう。8TBモデルの特徴は、何といってもその容量と、8GBという大容量キャッシュ搭載しているところだろう。また、読み出し速度が少し1TB/2TBモデルより速くなっており、消費電力も若干アップしている

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO SSDの本体サイズはM.2 2280で、NANDは4チップ構成の両面実装だ
Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO 表側に2チップ(上)、裏に2チップ(下)構成となっている。裏面にチップがあるため、少し厚みが増した
Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO Samsung SSD 9100 PROシリーズのスペック比較。8TBモデルはチップが増えた分、消費電力が増えている

 早速、実際の性能を検証するためにAMD/Intel環境をそれぞれ用意した。また最大のパフォーマンスを見るべく、CPUに接続するPCI Express 5.0 x4 M.2スロットに対象SSDを搭載し、OS起動用の別SSDは2番目のスロットに装着している。

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO テスト環境

 それでは、CrystalDiskMark(ひよひよ氏作)を使った連続読み出し(SEQ1M/Q8T1)から見ていこう、Core Ultraの環境では毎秒12.4GBと高速ではあるものの公称値には届かず(これは2TBレビューの時も同じだったためIntelマザーボード側の仕様だろう)、Ryzen 7の環境ではリードが毎秒14.8GB、ほぼ公称値までしっかり出ている。

 連続書き込み(SEQ1M/Q8T1)は、Core Ultraの環境で毎秒13.1GB、Ryzen 7の環境では毎秒13.4GBであった。AMD環境では読み出し、書き込みともに公称値通りの性能が出ている。よって連続読み出しのパフォーマンスを重視するのであれば、AMD環境を用意するのが良いだろう。

 次にランダムアクセスについて見ていくと、Q32T16では読み出しが毎秒8GB越え、書き込みが毎秒6GB越えとソフトのバージョンが異なるのでこちらには掲載していないが前回レビューを行った2TBモデルと同等の速度が出ている。

 続いてQ1T1ではCore Ultra環境では読み出しが毎秒96.95MB、書き込みが毎秒312.33MBであった。今回のテストでは、Q32T16の書き込みを除き、全ての項目でCore Ultra環境がRyzen環境より速い結果となっている。

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO CrystalDiskMarkのテスト結果(Intel環境)
Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO CrystalDiskMarkのテスト結果(AMD環境)

 グラフで見てみよう、オレンジがAMD環境、ブルーがIntel環境だ、順次読み出し/書き込みどちらもAMD環境が速く、一部ランダム書き込み以外は逆にIntel環境が速いスコアとなった。

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO 環境ごとの速度比較(CrystalDiskMark/CMD 1GB)

 ベンチマークテスト容量でスコアが変わるかを試してみたが、64GiBでまではほぼ変わることがなく、数値が安定していた。

Samsung Electronics サムスン電子 PCI Express PCIe 5.0 Samsung SSD 9100 PRO AMD環境での容量別のスコア(CrystalDiskMark)
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月12日 更新
  1. 6500円でデスクに新風! Thermalrightの小型液晶がヒット、背景にメモリ高騰? (2026年02月09日)
  2. 新ARグラス「XREAL 1S」を試す 解像度と輝度が向上、BOSEサウンドで没入感アップ “3D変換”も大きな魅力 (2026年02月10日)
  3. 元Appleのジョナサン・アイブが手掛けるフェラーリ初EVの内装デザイン公開 物理ボタンとデジタルの融合 (2026年02月10日)
  4. マウス社長が3日間“フル参戦”した理由とは? 大阪・梅田のど真ん中で起きた“eスポーツ×地域振興”の化学反応 (2026年02月11日)
  5. ワコムが安い? 驚きの2025年を振り返り メモリ高騰におびえる2026年の「自作PC冬眠」と「次世代CPU」への期待 (2026年02月12日)
  6. ソニーが「Blu-ray Discレコーダー」の出荷と開発を終了 代替の録画手段はある? (2026年02月09日)
  7. 32GBメモリが6万円切り、2TB SSDは3.3万円から 価格上昇が続くアキバで見つけた高コスパパーツ (2026年02月07日)
  8. ASRock、“CPU起動トラブルを解決”するSocket AM5マザー用のβ版BIOSを公開 (2026年02月10日)
  9. キンタロー。も驚くほぼ「入力ゼロ」の“次世代”確定申告 2026年の弥生は3つのAI活用とデスクトップ製品強化を両輪に (2026年02月12日)
  10. 梅田の街がeスポーツに染まった3日間――「Osaka GeN Scramble」で見えた、地域とデバイスが融合する最新イベントの形 (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年