OSのサプライヤーであるMicrosoftからは、マーク・リントン氏(Windows & Devices担当バイスプレジデント)が登壇した。
リントン氏は「ゲーミングPCからサーバ分野まで、Windowsプラットフォームは14億以上のデバイスの基盤技術になっており、今後はAI技術のプラットフォームになっていくことを確信している」と述べた。また、2025年の11月でWindowsは生誕40周年を迎えることに触れつつ、「今後もLenovoとの密接な関係性は続くだろう」と語った。
その後、Motorola Mobilityの最新スマートフォンが紹介された。新たに登場したのは、ハイパフォーマンスの「edge 60 neo」、バッテリー容量を重視した「moto g06 power」と、メインストリームの「moto g06」の3モデルだ。いずれも、Lenovoのプラットフォームを生かしたAI機能「moto AI」を搭載している。
基調講演の最後に紹介されたのは、PCや周辺機器のコンセプトだ。今回発表されたコンセプトは、いずれも実機を会場内で見物できるようになっていた。
特に来場者の反応がよかったのは、“ありそうでなかった”回転ディスプレイ搭載のノートPC「ThinkBook VeriFlex Concept」だ。簡単にいうと、普段は横長画面で使い、文書作成やWebサイト閲覧時には縦画面で使えるというノートPCである。
機構面でユニークなのは、取り外して付け直す「脱着方式」ではなく、その時点のPC作業画面を映したまま、しかも物理的接続を維持したままディスプレイ部を回転できることにある。画面の縦辺/横辺の長さが違うことから、偏心回転機構を内蔵していることになる。
見た目的に派手さはないが、メカ構造的にはかなり興味深い技術が採用されていることが想像できる。
イベント会場で触れることができた製品に関するインプレッションは、別記事でお届けすることにしたい。
Lenovoが次に開催する大規模リアルイベントは、2026年1月にCES 2026に併せて行われる「Lenovo Tech World @CES」となることが告知された。何と世界最大の360度シアターである「Sphere」で行われるとのことだ
Lenovoが「ThinkPad Pシリーズ」ワークステーションの新モデルを発表 TrackPointのない「ThinkPad X9」の新色も
「画面が“回る”ノートPC」に「スマートPCスタンド」も――Lenovoがコンセプトデバイスを披露
レノボ、Ryzen 9 9955HX3D搭載の16型ゲーミングノートPC「Legion Pro 7」を発表
レノボ、Ryzen Z2 Extreme搭載の新型ポータブルゲーミングPC「Legion Go 2」発表 OLED搭載&バッテリー容量50%増
MotorolaがIFAで新スマホ一挙発表 「edge 60 neo」「g06 power」「g06」それぞれの特徴は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.