Appleは9月9日(米国太平洋夏時間)、新型スマートフォン「iPhone 17シリーズ」「iPhone Air」を発表した。新モデルはいずれも9月12日21時から販売予約を受け付け、19日に発売となる。
この記事では、各モデルの概要を紹介する。
【更新:3時45分】iPhone 17およびiPhone Airの概要を追記しました
【更新:4時】iPhone 17 Pro/Pro Maxの概要を追記しました
「iPhone 17」は、iPhone 17シリーズのメインストリームモデルだ。今回は大画面の「Plus」は用意されず、6.3型モデルのみとなる。また、ストレージも256GBまたは512GBのみとなっている。価格は12万9800円から。
6.3型のSuper Retina XDR(有機EL)ディスプレイには「Pro Motion」が適用され、1Hz(Always-On Display時)〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応した。画面保護ガラスには「Ceramic Shield 2」を適用し、先代の「Ceramic Shield」比で耐久性が向上している。
SoC(プロセッサ)は新型の「Apple A19チップ」で、特にNeural Engineの性能向上が図られている。アウトカメラは超広角カメラ“も”約4800万画素となり、画質を改善している。
「iPhone Air」は、iPhoneに新たに加わった薄型モデルで、最薄部の厚みは約5.6mmに抑えられている。6.5型Super Retina XDRディスプレイを搭載しており、Ceramic Shield 2を画面だけでなく背面にも適用している。ストレージは256GB/512GB/1TBから選べる。価格は15万9800円から。
SoC(プロセッサ)は新型の「Apple A19 Proチップ」で、iPhone 16のA19チップよりも若干パフォーマンスを高めにしている。アウトカメラは約4800万画素のシングル構成(広角/)となる。
「iPhone 17 Pro」「iPhone 17 Pro Max」は、Proモデルとしては事実上初めてデザインを刷新し、放熱を改善する観点からアルミニウム製のユニボディーを採用した。ストレージは256GB/512GB/
1TBに加えて、Pro Maxのみ2TBも選択可能だ。価格は17万9800円から。
SoC(プロセッサ)はiPhone Proと同じ A19 Proチップで、アウトカメラはメイン(広角)/超広角/望遠のいずれも約4800万画素センサーとなり、望遠カメラについては8倍相当のズームにも対応した。動画撮影時は「ProRes RAW」フォーマットも利用可能だ。
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