本体についてもう少し見ていこう。インタフェースにUSB4×2基、OCuLink、3.5mm ヘッドセットジャック、microSDメモリーカードスロットを搭載する。電源ボタンは指紋認証一体型なので、ログイン時にソフトウェアキーボードを呼び出して、PINやパスワードを入力する手間を省略できる。
背面には「トリガーストローク変更スイッチ」を搭載する。上げればRT/LTボタンのストロークを浅く、下げれば深くできる。例えば、シューティングゲームでは浅くして連打しやすくし、レースゲームなどでは深くしてアクセル操作しやすくするといったことが可能になる。
カスタマイズ可能なRC1/LC1ボタンも背面に搭載する。
まずは、コントローラーを物理ボタンで取り外してみたい。長押しで左右のモジュール式コントローラーが同時に浮き上がる。
あとは好みのモジュールを取り付けるだけだ。
コントローラーモジュールは、ピンでお互いの信号をやりとりし、どのタイプが取り付けられたかを識別する。そのため、取り換えた後にこれといった設定をする必要がないのがありがたい。
モジュール式コントローラーは全部で4組だ。本体に取り付け済みの「標準搭載モジュール(導電性ゴム)」と、オプション品の「標準モジュール(マイクロスイッチ採用)」「タッチパッドモジュール」「6ボタンコントローラーモジュール」だ。
オプション品のマイクロスイッチ採用標準モジュールは、標準搭載のものより反応速度が速いため、FPSなどでの操作に向いている。
タッチパッドモジュールは、RPGやオープンワールドなどでキャラクターの移動をスムーズに行える。
6ボタンコントローラーモジュールは、格闘ゲームをプレイするのに良いだろう。
とはいえ、必ずしもそれぞれのゲームが、用意されたモジュールに完全対応(使いやすい)というわけではない。モジュールを装着した後にゲームを起動してみて、動くかどうかを試す必要がある。
「4組」と説明したが、これらはセットにする必要がない。つまり、「タッチパッドモジュールの十字キータイプと標準搭載モジュールのABXYボタンタイプを装着する」「6ボタンとタッチパッドモジュールの十字キータイプを組み合わせて装着する」という使い方が可能だ。プレイしやすいように組み合わせられる。
また、ABXYボタン、ジョイスティックキャップも取り外せる。これは、モジュールの向きを逆にしたり、ABXYの位置を日本式(Nintendo Switch方式)に設定したりしたときに、ボタンの位置や向きを修正するためのものである。
ジョイスティックキャップは、好みの感触や大きさのものに取り換えられるよう、オプションのモジュールセットに2組付属している。
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