今週(10月19日週)、クーラーマスターからミドルタワーケース「MasterBox CM695」が売り出された。価格は2万4000円前後となる。
フロント上部を、ラジエータースペースやショーアップのためのブランクにするPCケースが多い中で、本ケースは5.25インチドライブ用のオープンベイを1基用意している。また、3.5インチベイも4基備えており、複数のドライブを組み込んだ構成を無理なくできるデザインだ。
その上で、最長398mmのグラフィックスカードを収納できる他、ケース前面にUSB 3.2(Gen 2 x2)に対応するUSB Type Cポートも搭載している。突飛物を除いたボディーサイズは約209(幅)×466(奥行き)×478.5(高さ)mmとなる。
入荷したTSUKUMO eX.は「大ヒットはしないながらも、昔ながらの構成で組めるケースを求めている人は一定数いますから、熱烈に支持されそうです。最近はWindows 10からの乗り換えの動きもあって、そういうニーズが増えていますからね。『諦めなくてもいい』が選べるのは、やっぱり良いことだと思います」とうれしそうに話していた。
先週レポートした通り、Windows 10から11へ乗り換える動きは現在も続いており、久しぶりにマシンを新調するといった人も増えている。その流れでの登場は朗報といえそうだ。
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