さて、せっかく買ったのだから、ラクガキしていきましょう。今回はパフォーマンスも見たいので、CLIP STUDIO PAINTで長辺4500ピクセル、キャラクターイラストを彩色までやってみます。また、Bluetoothキーボードと「Wacom Foldable Stand」のセットアップで、PC+液タブと同様にショートカットを多用しながら進めます。
余談ですが、Wacom Foldable Standは見た目もかっこよくて気分がアガり、なぜか13型系のiPadと合わせたときのピッタリ感がすごいです。
ラフは素早くいろいろと試したいので遅延感の無さが助かり、軽い筆圧も使いやすく、強弱で後の自分のための情報量を残しやすいです。防指紋処理のせいか、画面が滑りやすく感じたので摩擦を増やすためにフェルト芯を選択しました。
線画も描きやすいです。先が細いので始筆を正確に置きやすいし、手振れ補正を控えめに設定すれば細かいニュアンスも拾ってくれます。強いて言えばもう少し画面サイズが欲しくなりましたが、タブレットで14型なのでベストを尽くしているとも言えます。
彩色は、自分はかなり軽い筆圧まで使うので、軽い筆圧の反応の自然さは頼りになりました。また、レイヤーが増えてきたり大きいブラシを使ってもモッサリしたりカクカクしたりすることもなく、集中力も途切れることなく作業できました。
そのままもう一人、
最終工程でレイヤーコピーなどをしていると、さすがにズームやスクロール、編集操作などでカクつくことはありましたが、ブラシを動かしている間は重いと感じることはありませんでした。また、塗り分けを始めたころにはCLIP STUDIO PAINTのメモリ不足警告が表示されましたが、最後まで不安定になったり急に落ちたりすることもありませんでした。
輝度40%ぐらいで作業していると、時速13%ぐらいでバッテリーが減っていきました。問題ないバッテリー持ちだと思います。また、右側中央が暖かくなってくるので、右利きならば暖かい部分を頻繁に触ることになりますが、タブレット手袋をしていれば気にならないレベルです。
本機を左右逆に設置すれば簡単に暖かい部分を避けられるので、暑い時期でも心配することはないと思います。
自分はPhotoshop作画がメインなので、CLIP STUDIO PAINTで引っかかりがちなのは仕方ないとして、それを除けば概ねCintiq Pro 17+PCと似た感覚で最後まで作業できてしまうのが印象的ですね。
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