「Galaxy Tab S10 FE+」はお絵描き用Androidタブレットの最適解となるか? プロ絵師がガッツリ試したよある日のペン・ボード・ガジェット(1/5 ページ)

» 2025年06月30日 12時00分 公開
[refeiaITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 こんにちは! refeiaです。

 今日はサムスン電子ジャパンから発売された「Galaxy Tab S10 FE+」を見ていきます。「Galaxy Tab S」は以前からワコムのペンシステムを採用していて、ペン性能を心配せず買えるほぼ唯一のAndroidタブレットのシリーズです。その中でも13.1型の本機は、廉価モデルかつ大型かつペンが良いという、絵を描きたいユーザーなら見過ごせない特徴を持っています。

 早速、実力を見ていきましょう。

Galaxy Tab S10 FE+ 日本サムスン Samsung タブレット Sペン イラスト Android サムスン電子ジャパンの13.1型Androidタブレット「Galaxy Tab S10 FE+」です

 価格は公式ストアで10万9010円です。

 また、実際にはこちらが売れ筋になるモデルだと思いますが、10.9型の中型サイズ、「Galaxy Tab S10 FE」もあります。今回はイラスト用途を重視したいので大型モデルを主に見ていきながら、差があるときには中型モデルにも言及します。

Galaxy Tab S10 FE+ 日本サムスン Samsung タブレット Sペン イラスト Android こちらは10.9型のAndroidタブレット「Galaxy Tab S10 FE」です

 価格は公式ストアで8万3820円です。

Galaxy Tab S10 FE+の主なスペック

 ところで、FEとは「Fun Edition」とのことで、上位機のSシリーズの体験をできるだけ維持したまま買いやすい価格にしたモデルに付けられます。最上位機が20万円に迫るウルトラハイエンド化している現状、「買える良いモデル」として10万円周辺をカバーしてくれるのは良い取り組みだと思います。

 まずは主なスペックを見ていきましょう。

  • SoC:Exynos 1580
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:128GB+microSDメモリーカード(別売)
  • ディスプレイ:13.1型液晶
  • 解像度:2880×1800ピクセル/90Hz
  • ペン:Sペン付属
  • 防じん/防滴:IP68

 S10 FEは、ここからディスプレイが10.9型(2304×1440ピクセル/90Hz)になった感じです。

 性能は数年前のハイエンド、または現行ミドルハイぐらいで、一般的なアプリであればハイエンド機に近いスムーズさで利用できます。最近の重いゲームも設定を欲張らなければ遊べる性能ではありますが、内蔵ストレージが128GBだけなので、そういう用途を主眼に作られているわけではなさそうです。

 ペンと画面サイズ以外の注目ポイントは「IP68の防じん/防滴」でしょうか。自分は水がかかるところでタブレットを使う習慣はないですが「これが欲しかった!」という人もいそうです。

 また、Galaxyシリーズの特徴の1つにセキュリティパッチの長期提供があり、本機も2032年4月までという超長期間の更新が予定されています。そんなに長く使うかは別として、スマホよりも付き合いが長くなりがちなタブレットでは注目しておきたいポイントです。

愛用モデル「Galaxy Tab S8+」

 ところで、自分の手元には何台かのタブレット端末がありますが、「Galaxy Tab S8+」が圧倒的に使用頻度が高く、常用タブレットになっています。2世代前の12.4型の大きめハイエンドタブレットですが、購入時に入手したキックスタンド付きの背面カバーがすこぶる使いやすいのです。

 無段階に角度が決められ、持ち上げてもぶらぶらしたり崩れないので風呂フタ型のカバーより運びやすく、立てるのに必要な面積も小さいため、いろいろなところに置いて使えます。利用していない間ですら、場所を取らない格好で立っていてくれるので便利です。

Galaxy Tab S10 FE+ 日本サムスン Samsung タブレット Sペン イラスト Android 別々に装着できる、キーボードカバーです

 最初は良いと感じなかったペン収納のための突起も、片手でつまむような持ち方だとちょうど指掛かりになり、気軽に運んでポンと置いてそのまま使う、みたいな使い方がしやすいです。

Galaxy Tab S10 FE+ 日本サムスン Samsung タブレット Sペン イラスト Android 出っ張りがなくても片手で持てるとはいえ、力加減の楽さとか安心感が違います

 高い性能とか上質さとかはともかく、結局こういうところで使用頻度が上がるんだな、という実感をしみじみと味わえるモデルです。Tab S8+の不満はバッテリーの持ちがそれほど良くないことと、使っているとキックスタンドのヒンジが緩くなって、寝かせた角度で設置すると自重で一番下の角度までつぶれやすくなることでした。

       1|2|3|4|5 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年04月11日 更新
  1. 睡眠トラッキングの最適解か? サブスク不要のスマートリング「RingConn Gen 2」をFitbitと比べてみた (2026年04月10日)
  2. Core Ultra(シリーズ3)の最高峰「Core Ultra X9 388H」の実力は? ベンチマークテストから見えたこと (2026年04月10日)
  3. JBL、手のひらサイズのポータブルBluetoothスピーカー「JBL GO 5」 夏に向けてワイヤレスマイクシステムも投入予定 (2026年04月09日)
  4. 「Xiaomi Redmi Pad SE 8.7 4G」が20%オフの1万5980円に (2026年04月10日)
  5. 2台のMac StudioをThunderbolt 5で連結! 計128GBメモリ環境と分散推論「exo」でLLMを爆速化してみた (2026年04月08日)
  6. Ryzen 9 8945HX搭載のMini-ITXマザーボード「MINISFORUM BD895i SE」が23%オフの6万7355円に (2026年04月10日)
  7. 日本HPがHyperXブランドのゲーミング新製品を披露 3Dプリンタでカスタムできるアケコンやキーボード、プロeスポーツチーム「FENNEL」との提携も (2026年04月09日)
  8. 128GBの大容量メモリが映像制作とAI環境を変える――「M5 Max MacBook Pro」フルスペック機をプロが実戦投入して分かったこと (2026年04月08日)
  9. Blu-ray難民を救う? アイ・オーとVerbatim、ユーザーの不安を払拭する製品供給の継続を発表 (2026年04月08日)
  10. 「ANAオリジナル タフなビジネスリュック」を試す 収納力もバツグンで鳥肌が立つほどにカッコいい (2026年04月07日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年