マイクロOLED採用のサングラス型ディスプレイ「VITURE Luma Ultra」を試す XREALのライバルになれるか?:武者良太の我武者羅ガジェット道(2/5 ページ)

» 2025年11月18日 15時00分 公開
[武者良太,ITmedia]

装着性を高める調整機構と独自端子

 VITURE LumaとVITURE Luma Ultraの違いの1つに、ケーブルコネクターの仕様があります。

 VITURE Lumaは汎用(はんよう)的なUSB Type-C端子を採用しますが、VITURE Luma Ultraは独自仕様の端子となっています。後者はマグネット式で着脱できるため、取り外しが容易です。横になって使用している際にケーブルへ負荷がかかっても外れやすく、寝ながら使っても安全性を確保しやすい設計です。なお、独自端子をUSB Type-Cに変換するオプションコネクターも用意されています。

photo 旧MacBookのMagSafeみたいに、マグネットでケーブルが固定される

 もちろんスピーカーも内蔵しています。サウンドは中高域が明瞭で、ボーカルや効果音の聞き取りやすさを重視したチューニングです。低音の量感も十分に感じられますが、ボリュームを上げると音漏れが目立つ点には注意が必要です。公共の場で映像視聴やゲームを行う場合は、Bluetoothイヤフォンなどの併用が適します。

photo スピーカーの開口部は上下にある

 装着感は良好で、太めのテンプルながら角がなく、耳の後ろのカーブに沿って保持できます。視野の一部が欠けたり、映像が安定しない場合は、テンプル角度を調整することでディスプレイの光軸を合わせやすくなります。

photo テンプル(つる)は3段階で角度調節が可能

 特筆するべきは、鼻パッドのアームです。金属の丸棒が使われているため、ラジオペンチなどを使えば好みのカーブとなるように形状を修正しやすいのが、平たい顔族としてうれしいところ。

photo 鼻パッドのアームが長く、自分の顔の形にあわせて調整できる

 今まででいくつものスマートグラスを使ってきましたが、掛け心地は最も良好と感じるもので、長時間使い続けてもストレスが少ないです。VITUREはアジア人に適したウェアラブル形状を分かっている技術者がいるメーカーなのだと実感します。

photo 鼻が低くても安定した掛け心地が得られる

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